ABEJAとヌーラボ、タスク管理の新機能を共同開発
株式会社ABEJAは、福岡に本社を置く株式会社ヌーラボと連携し、タスク管理支援機能の共同開発を開始したと発表しました。この新機能は、ABEJA Platform上の大規模言語モデル(LLM)を活用し、タスク管理の精度と効率を向上させることを目的としています。
共同開発の背景
人工知能(AI)との協調による「ゆたかな世界を実装する」というABEJAの理念のもと、今回のプロジェクトは進められます。長年にわたり、プロジェクト・タスク管理ツールを提供してきたヌーラボの豊富な知見を活かしつつ、業務の円滑な実行を支援する機能が開発されることでしょう。
このタスク管理支援機能には、会議内容の自動要約、タスクの抽出と登録、進捗の検知、アラート notification などが含まれます。これにより、チーム内での情報の誤解や伝達ミスを防ぎ、業務のスムーズな遂行をサポートします。
ABEJA Platformの特長
ABEJAは、ミッションクリティカルな業務に特化した基盤システムであるABEJA Platformを開発・運用しています。このプラットフォームは、生成AIなどの最先端技術を駆使して構築され、企業が必要とする安定したシステムを提供します。特に、時間やコストを要する業務において、プロジェクトの管理は顧客の利便性向上につながるとされています。
また、ABEJAは2012年から研究開発を進めており、ディープラーニングや量子コンピューティングなど、さまざまな先端技術の実装に取り組んできました。これらの成果は、ABEJA Platformに順次搭載され、社会への実装に貢献してきています。
ヌーラボの役割
ヌーラボは2005年に設立され、プロジェクト・タスク管理ツール「Backlog」などを提供し、さまざまな業種のチームを支援してきました。彼らのミッションは、「このチームで一緒に仕事できてよかった」という体験を提供することであり、業務におけるタスク管理や情報共有の重要性を理解し、顧客に対して最適なサービスを提供しています。
今回のプロジェクトでは、ヌーラボが持つ20年の知見を活かして、実運用環境での検証体制を構築し、顧客からのフィードバックを基に機能の進化を図ります。
まとめ
ABEJAとヌーラボのタスク管理支援機能の共同開発は、業務の精度と効率を向上させるための重要なステップです。この取り組みにより、人とAIが協調し、効果的に情報を共有する新しい業務プロセスが実現されるでしょう。タスク管理支援機能は、2025年秋に実装予定で、ABEJA Platformに一部機能が搭載される予定です。今後の進展に注目です。