岡山大学発！地域の食文化をつなぐ新クラウドファンディングプロジェクト

岡山大学の新たな挑戦：地域食文化を次世代へ

岡山大学が新たに立ち上げたクラウドファンディングプロジェクトについてご紹介します。このプロジェクトは、岡山県内の高校生と地域企業が力を合わせ、地域の“ふるさとの味”を全国に届けることを目的としています。実行者は医学部保健学科看護学専攻の4年生、森本翔大さんです。

プロジェクトの背景

岡山県には多くの魅力的な食材や伝統的な食文化がありますが、それらを守り、次世代に伝えていくことが求められています。特に、若者が地域の食文化に触れ、自らがその発信者となることで、地域への愛着を育むことが重要です。この考えから、森本さんは高校生と地域企業が共同で食品を開発し、販売を行うことを提案しました。

クラウドファンディングの仕組み

今回のプロジェクトは、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」を使用して支援を募ります。目標金額は396,000円で、集まった資金は商品の製造や発送、パッケージデザイン、原材料の仕入れなどに使われる予定です。商品の開発から販売までに高校生が関与することで、彼らのキャリア形成にも寄与することが期待されています。

高校生の声

岡山県内の高校生たちは、このプロジェクトに参加することによって、地域の食文化を学ぶと同時に、自分たちの制作物が全国に届くという体験を得ることができるため、非常に意欲的です。森本さんは「地域の味を次世代に伝えたくて、このプロジェクトを立ち上げました」と語っています。

未来への展望

森本さんは、2024年度に岡山大学が参加するスタートアップエコシステム「Peace & Science Innovation Ecosystem」の「PSI学生アイデアピッチ」で「オーディエンス賞」を受賞した経歴も持っています。今後は県外や海外への展開も視野に入れつつ、このプロジェクトを成長させていきたいと考えています。