『人形のまち岩槻』の魅力を体感する「まちかど雛めぐり」
岩槻の早春を彩る重要なイベント、「まちかど雛めぐり」が2024年2月22日から3月9日まで開催されます。この素晴らしい行事は、約60の店舗が参加し、岩槻駅周辺の商店街に雛人形やつるし飾りが飾られ、訪れる人々に春の訪れを告げます。
人形の町に華を添える雛人形たち
この雛めぐりでは駅前通りや市宿通りをはじめ、仲町や栄町などの商店街に約60の店舗が美しい雛人形を展示します。中でも、いくつかの老舗の料亭や酒造では可愛らしい「つるし飾り」も見ることができ、歴史ある人形の展示はまさに圧巻です。さらに、国登録有形文化財指定の建物がこの地域には点在しており、その中にある人形博物館も見逃せません。
創作体験で思い出を作る
「まちかど雛めぐり」では、観るだけでなく自分で創る体験も充実しています。おひな様の絵付け体験や、木目込み人形の制作ができるワークショップが用意されています。例えば、2月23日にはミニ彩色雛絵付け体験があり、費用は1,000円で参加できます。完成した作品は自分の大切なおうちに持ち帰ることができるため、家族や友人への素敵なお土産にもなります。
また、3月2日には木目込みストラップ制作体験があり、500円で楽しむことができます。どちらも先着順での受付となるため、ぜひお早めに参加してみてください。
美味しい思い出もお楽しみ
「食べる」こともこのイベントの魅力の一つです。約20の店舗が参加し、この期間限りの特別メニューや商品を提供するため、岩槻の味覚を堪能することができます。老舗の料亭では、雛めぐりにちなんだお料理が提供され、カフェでは甘いスイーツを楽しむことができます。他では味わえない限定メニューをぜひ試してみる価値があります。
開催イベントのポイント
この期間中、オープニングイベントとして11時40分から和太鼓の演奏や子供たちのダンス、さらにはおひな様パレードなど様々な催しが行われ、会場を盛り上げます。
また、愛宕神社では27段の石段に約400体の雛人形が飾られる大雛段飾りがあり、圧巻の光景が見られます。
さらに、3月2日には「ひな市・たまこちフェスタ」が開催され、人形に関連した商品や手作り雑貨の販売も予定されています。アート作品のフォトコンテストも開催され、素敵な瞬間をカメラで捉える絶好の機会です。応募作品は3月12日まで募集中です。
人形のまち、岩槻を体験しよう
人形のまち岩槻は、長い歴史を持つ伝統的な人形の産地です。城下町として栄え、今も多くの工芸士がその技術を受け継いでいます。雛めぐりを通じて、多様な雛人形の制作技術や歴史に触れ、この地域の魅力を存分に体験してみることをお勧めします。
この機会にぜひ、岩槻を訪れてみてはいかがでしょうか。あなたの心に残る素敵な春が待っています。