宇宙ビジネス加速
2019-08-30 09:45:04

Double Feather PartnersがWarpSpaceに出資を決定し宇宙ビジネスを加速

宇宙ビジネスの未来を拓く



昨今、宇宙産業が急速に発展している中、株式会社Double Feather Partners(DFP)は、スペーステック企業であるWarpSpaceへの出資を発表しました。この連携は、宇宙開発の新たな可能性を切り開くものとして期待されています。

WarpSpaceのミッションとビジョン



WarpSpaceは「超小型衛星技術を用いて新しい宇宙開拓時代をリードする」というミッションを持ちながら、2016年に設立されました。同社は、筑波大学発のスタートアップとして、人工衛星の設計開発や宇宙環境試験の提供、汎用衛星プラットフォーム事業を展開しています。2019年には、初の低軌道人工衛星向け分散型通信インフラサービスをリリースする予定であり、業界の注目を集めています。

これまでに、WarpSpaceはJAXAの公募に採択され、2機の超小型人工衛星を打ち上げてきた実績を持ちます。製造コストの低減により、農業や物流、地下資源探査など多岐にわたる産業での応用を目指しています。特に、ドローンや自動物流といった新興分野にも進出することが期待されています。

世界のスペーステック市場



現在、全球で1,000社以上のスペーステック関連のスタートアップが立ち上がっており、過去10年で約42億米ドルの投資が行われています。この成長は、先進国だけでなく途上国にも大きな影響を与えており、地域課題の解決や新たな外貨獲得手段の可能性が秘められています。

DFPは、これらのスペーステック企業の起業家支援にも注力し、持続可能なビジネスによる社会問題の解決を目指しています。今回のWarpSpaceへの出資もその一環であり、アフリカにおける事業展開をサポートすることが計画されています。

アフリカにおける業務支援



DFPは、WarpSpaceがアフリカ市場で果たす役割を見越し、同社の事業展開に向けた戦略アドバイスを行うほか、地元の起業家やスタートアップの育成にも積極的に関与する予定です。特に、グラウンドステーションの設置拡大に向けた市場の選定や政府との交渉など、現地環境に適合した形での支援に注力します。

DFPの企業理念と提供する価値



Double Feather Partnersは、日本とアフリカを拠点に、複雑な社会問題に持続可能なビジネスの力で立ち向かうことを理念としています。財務や事業戦略に関するアドバイザリー業務をはじめ、現地ビジネスエコシステムとのネットワークを駆使して企業価値を向上させる支援を行っています。

特に、アフリカにおけるフィンテックや保険テック、ヘルスケアなどに関する経験を持ち、広範な地域でのクライアントベースを保有しています。最近では、ナイジェリア、ガーナ、南アフリカへの現地拠点設置も進めており、東、西、南アフリカの主要地域での取引をカバーする体制を整える準備が進行中です。

さらなる展望



今後、WarpSpaceとの協力を通じて、新たなビジネスモデルが生まれることが期待されています。宇宙産業は今後ますます重要な分野となり、特に宇宙通信やデータサービスなどの需要が高まる中、DFPの戦略的な支援がどのような成果をもたらすのか注目が集まっています。

将来的には、宇宙産業がより多くの人々に利便性と価値を提供し、地球規模の問題解決に寄与することが期待されています。

会社情報

会社名
株式会社Double Feather Partners
住所
東京都渋谷区代々木2-23-1ニューステートメナー1114
電話番号
050-5534-8543

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