まちノリ☆ラボ始動
2019-04-23 15:46:37
INSPIREとヤマハ発動機が作る新しいまちづくり「まちノリ☆ラボ」始動
INSPIREとヤマハ発動機が手掛ける「まちノリ☆ラボ」
日本全国で新たな地域創生に向けた取り組みが始まります。INSPIRE(インスパイア)とヤマハ発動機の共同企画、「まちノリ☆ラボ」が本格的に始動しました。このプロジェクトでは、スローモビリティの一つであるランドカーを利用し、地域活性化を図る「超絶まちづくり」を目指しています。
「まちノリ☆ラボ」の目的とは?
「まちノリ☆ラボ」は、INSPIREが提唱する地方創生のアイデアを実践に移すためのプラットフォームです。ランドカーは、ゴルフカーをベースにした電動のスローモビリティであり、時速20km/h未満という安心・安全な速度で運行されます。この特性を活かし、観光や福祉の現場での利用が期待されています。
ラボでは、地方自治体や企業、スタートアップなどと連携し、アイデアを具現化するための様々なイベントを企画しています。具体的にはカンファレンスやビジネスデザイン講座、スタディーツアーなど、多岐にわたるプログラムが予定されています。
協力パートナーによる取り組み
このプロジェクトには、大和ハウス工業、日本アイ・ビー・エム、三井物産、楽天、ローランド・ベルガー、ETIC.など、さまざまな企業が協力パートナーとして参加しています。彼らの専門知識や経験を活かし、地域の最新事例の紹介やさまざまなプログラムの実施を通じて、まちづくりを加速させていきます。
島根県雲南市での先行実施
まちノリ☆ラボは、島根県雲南市において先行的にプログラムを実施しており、地域に密着した取り組みを進めています。2019年1月には「まちノリ☆アイデアソン in 雲南」を開催し、地域のイノベーターが集結して新たなアイデアを生み出すワークショップが実施されました。
アイデアソンでは、「ランドカーでベジレスキュー」というユニークな提案が最優秀賞に選ばれました。このアイデアは、地域で余剰野菜を回収し直売所に届けると同時に、災害時には防災機能を発揮するというものです。こうした地域貢献の視点が、まちノリ☆ラボの活動の根幹を成しています。
今後の展望
まちノリ☆ラボでは、さらに多くの地域でのアイデアソンやプロトタイピングを計画しています。地域のニーズに応じたプロジェクトを展開し、地方創生に寄与することを目指しています。参加を希望する地方自治体からの問い合わせも歓迎しており、広がりを見せる可能性があります。
まとめ
INSPIREとヤマハ発動機が共同で立ち上げた「まちノリ☆ラボ」は、ノリモノの特性を活かした地域活性化の新しい挑戦です。ランドカーを利用したさまざまな取り組みを通じて、地域の課題解決に寄与し、全国の地方創生に貢献していくことでしょう。今後の展開が楽しみです。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人INSPIRE
- 住所
- 東京都渋谷区桜丘町26−1セルリアンタワー15階
- 電話番号
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