夏休み特別展示
2025-08-01 15:19:30

平山郁夫シルクロード美術館の夏休み特別展示「化石になったワニ」

平山郁夫シルクロード美術館の特別展示



平山郁夫シルクロード美術館では、2025年の夏休み特別展示「化石になったワニ」を実施しています。この展示は、岩手県久慈市で発掘された約9000万年前のワニ類の化石を中心に、現生のワニとともに紹介するものです。特に、久慈琥珀博物館や早稲田大学の協力により、貴重な化石が集結しました。

展示の概要


この特別展示は、2025年7月12日から8月8日までの期間、平山郁夫シルクロード美術館にて開催されます。入館は無料で、カフェ「キャラバンサライ」でのひとときを楽しむこともできます。開館時間は10:00から17:00までで、最終入館は16:30となっています。

化石との出会い


今回の目玉は、台湾から発見されたマチカネワニの上顎の化石です。この化石は、第二次世界大戦中の山の手大空襲による被害に遭いながらも、奇跡的に残存していることが分かっています。実際にこの化石を通して、ワニの生態や歴史に思いをはせることができる貴重な機会です。

化石発掘体験も!


また、夏季期間中には「化石発掘体験2025」も開催されます。このプログラムでは、参加者が実際に9000万年前の白亜紀地層の土を掘ることで、恐竜やワニ、サメの歯、亀の甲羅など、多種多様な化石を発見することができます。今年もすでに多くの応募があり、満員御礼とのことですが、キャンセルが出れば予約が可能になるという情報も。

謎の昆虫化石も


さらに、昨年の発掘体験では、県内で初めてシリボソクロバチの昆虫化石が7個体も発見されるという嬉しいニュースもありました。この成果は、平山教授と福井県立大学の研究者による詳細な調査によって明らかになりました。昆虫の生態や進化についての研究にも大きな影響を与える重要な発見です。

継続展示「平山郁夫シルクロード幻想」


また、美術館では平山郁夫の特別企画展「シルクロード幻想」も同時開催されています。平山郁夫がシルクロードを旅した際のスケッチや作品が多数展示されており、その美しい数々が訪れる人々を魅了しています。展示は9月8日まで続き、日本画の新たな魅力を発見できる場となっています。

次回の展覧会の予告


さらに、来年の9月13日からは「平山郁夫生誕95年記念 特別企画展『シルクロードの美仏たち』」が開催される予定です。仏教美術の宝庫であるシルクロードの魅力が再び味わえる貴重な機会となります。

アクセス情報


平山郁夫シルクロード美術館へのアクセスは、 JR中央本線で小淵沢駅に到着後、JR小海線に乗り換え、甲斐小泉駅から徒歩すぐです。車の場合は、小淵沢ICから約10分の距離にあります。無休で営業しているこの美術館への訪問をお勧めします。特に夏の時期は多くの特別イベントがあり、子供から大人まで楽しめる内容が盛りだくさんです。


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会社情報

会社名
公益財団法人平山郁夫シルクロード美術館
住所
神奈川県鎌倉市二階堂120-15
電話番号

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