株主優待を通じて子どもを支援する新サービス
一般社団法人ギビングフォワードは、子ども支援団体への寄付を企業が保有している株主優待を通じて行える新たなサービスを開始しました。この取り組みは、公益財団法人パブリックリソース財団の「緊急コロナ対策 子ども支援団体緊急支援基金」を活用したもので、特に新型コロナ感染症による影響で困難な状況に直面している子どもたちを支援することを目的としています。
取り組みの背景
「子ども支援団体緊急支援基金」は、2020年4月8日に設立され、生活困窮者や支援を必要とする子どもたちを守るための資金が提供されます。この基金は、各種NPO及び子どもを支援する団体の運営と事業をサポートする目的で作られ、コロナ禍において国民的危機を乗り越えるための重要な役割を担っています。
株主優待を寄付する方法
多くの企業が保有している株主優待は、必ずしも応用されていないリソースの一つです。この度のサービスでは、企業が自社の株主優待をギビングフォワードに郵送することで、その優待を寄付として活用できます。寄付された株主優待は換金され、直接「子ども支援団体緊急支援基金」へと注がれます。この取り組みにより、企業の持つ未使用の優待が社会貢献につながることが期待されています。
参加と連絡方法
参加方法は、以下のリンクから詳細を確認でき、申し込みも可能です。郵送先は、東京都千代田区平河町に位置するギビングフォワードのオフィスです。寄付に関するお問い合わせは指定のメールアドレスまたは電話にて受け付けています。
03-6777-3345(平日9:30~17:00受付)
社会貢献に向けたイニシアチブ
ギビングフォワードは、「社会の“もったいない”リソースを最適に配分する」という理念を掲げ、株主優待を通じた社会貢献プロジェクトを運営しています。過去には、企業から寄付を受けた株主優待を全国の社会貢献団体に贈与し、40以上の団体がその恩恵を受けました。この新たな取り組みも、企業の有する資源を新たな形で社会に役立てる一助となることを目指しています。
新型コロナウイルス感染症の影響を乗り越えるために、あるいは未来を担う子どもたちのために、企業の皆様にはぜひこの活動へのご参加をご検討いただきたく思います。