住友林業がESG投資指標で4年連続最高得点を達成
住友林業、4年間の連続最高得点
住友林業株式会社は、世界的なESG投資の指標である「Dow Jones Sustainability World Index(DJSI World)」において、住宅建設セクターで4年連続の最高得点を達成しました。これは、同社が持続可能性に取り組む企業として、特に高く評価された結果となります。
DJSIとは?
DJSIは、1999年に設立されたサステナビリティに関するグローバルな株式指標です。この指標は、米国に拠点を置くS&Pダウ・ジョーンズ・インデックス社が毎年公表し、持続可能な社会を実現するために取り組む企業を調査・評価するものです。評価は、経済、環境、社会の3つの側面から行われ、持続可能性の取り組みに優れた企業が選定されます。
住友林業の取り組み
住友林業は、今回のDJSI Worldの選定において、サステナビリティ情報開示の透明性、サプライチェーン管理、そして生物多様性に対する取り組みが特に評価されました。「DJSI World」は、世界の時価総額上位約3,500社の中から上位10%の企業321社(日本企業37社)を選出します。
住友林業は、持続可能な社会への貢献を目指し、特に建築物の省エネルギー化や人権コミットメントに努めています。多様なESG指数への選定も続いており、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が選定するFTSE Blossom Japan Indexなどにも名を連ねています。
Mission TREEING 2030
住友林業グループは、2030年に向けた長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を策定し、地球環境や社会に貢献することを明確な目標として掲げています。このビジョンでは、経済の側面から「市場経済への価値」を、環境の側面から「地球環境への価値」を、社会の側面から「人と社会への価値」の3つの観点で9つの重要課題を特定し、それに基づく具体的な戦略を打ち出しています。
この中期経営計画では、「事業とESGの更なる一体化」を方針の一つにしており、サステナビリティ戦略を経営の中心に据えて進めています。目標値を設定し、その達成を通じて企業価値の向上や社会の期待に応えることを目指しています。
まとめ
住友林業のESGへの取り組みは、国際的に高い評価を受け続けており、持続可能な社会の実現に向けた活動は多岐にわたります。これからも、社員一同が一丸となって、環境や社会に配慮したビジネスを続けていく姿勢が期待されます。さらなる詳細は、住友林業のサステナビリティレポートや公式サイトで確認できます。
会社情報
- 会社名
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住友林業株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町経団連会館8階
- 電話番号
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03-3214-2270