ZEISSと海洋教育
2026-08-19 11:05:43

ZEISS、海洋生態系シンポジウムで新たな教育活動を発表

ZEISS、海洋生態系シンポジウムでの取り組み



2026年8月8日、東京都台東区の国立科学博物館で開催された海洋生態系シンポジウムに、カールツァイス株式会社(以下、ZEISS)が登壇しました。このシンポジウムのテーマは「海の環境と生き物をみんなで理解していく ~生きてるから死んでるまでを紡ぐ~」で、海洋生態系に関心を持つ研究者や専門家、企業などが集まり、情報共有と理論の実践化を目指す重要なイベントです。139名が参加し、活発な議論が交わされました。

ZEISSの歴史とサステナビリティへの取り組み



1846年にドイツで創業したZEISSは、光学領域において長い歴史を持ち、医療や研究、産業など多岐にわたる分野でその技術が活かされています。短期的な利益追求ではなく、科学の振興や社会貢献に重きを置く姿勢が評価されています。

今回のシンポジウムでは、環境問題や生物多様性について積極的に情報を発信することがZEISSの役割との考えから、「企業は環境とどのように関与できるのか」と題した講演が行われました。この内容には、グローバルな科学振興教育プログラム「A Heart for Science」の概要も含まれ、多くの参加者の関心を引きました。

A Heart for Scienceと日本での活動



「A Heart for Science」は、若い世代が自然や技術、科学に積極的に触れ、観察や発見の機会を得ることを目的としたボランティアプログラムです。世界中で600名以上のZEISS社員が参加し、日本においても2025~2026年に210名がこのプログラムに取り組み、顕微鏡や双眼鏡を通じて生き物の観察を行います。体験を通じ、好奇心を育むことが期待されています。

シンポジウムでの最新の取り組み



シンポジウムでは、サステナビリティリードの田丸智浩氏が、「生命のつながりを『みる』」と題して発表を行いました。「三宅島クジラ鼻水プロジェクト」を通じた具体的な事例を紹介し、光学技術を使用した観察が生物多様性の理解を促進する重要な手法であると強調しました。これにより、肉眼では把握しきれない環境変化を目の当たりにし、市民の科学への興味を掻き立てていく意図が示されました。

プロジェクトでは、ザトウクジラが呼吸する際に放つ噴気からサンプルを収集し、徹底した分析を行うことで、生物やその行動について深く知る機会を提供しています。視覚的な情報提供に加え、参加者が自身で観察し、記録を行うことで、実体験に基づく知識が得られる点が特に重要です。

明治神宮での土壌動物観察プログラム



さらに、シンポジウムでは、土壌の生態系に関する取り組みも紹介されました。明治神宮で行われたプログラムでは、参加者が土壌に生息する小さな動物を観察し、科学的なアプローチでその存在を理解する試みです。生態系の豊かさを直接確認することができ、自然環境への理解を深める良い機会となりました。

このようにZEISSは、身近な自然に目を向けさせることで、日常生活の中での環境意識を高めることを目指しています。自然界の仕組みを理解するためには、最小の生物から大きな海洋哺乳類に至るまで、さまざまな生態のつながりに目を向ける必要があるとされています。

今後の展望



ZEISSは今後も、「A Heart for Science」を通じた科学教育やSTEM支援活動を進めていくことで、若い世代や地域住民が科学に関心を持ち、自ら観察や発見を遂げる機会を提供し続ける意向を示しています。こうした活動が、生命科学の進展や生物多様性への理解を深めるための架け橋となり、人々の自然への視座を広げることが期待されています。

最後に、シンポジウムの内容は、FMヨコハマのラジオ番組「Keep Green & Blue」を通じて、2026年8月31日から9月3日までの4夜連続で紹介される予定です。これにより、広く多くの人々にZEISSの取り組みや環境への意識喚起が広まることが期待されています。


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会社情報

会社名
カールツァイス株式会社
住所
東京都千代田区麹町2丁目10番9号住友不動産麹町ビル4号館
電話番号
0570-02-1310

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