Mizkanの未来を語る中埜社長と石井アナの特別対談

2025年6月24日、愛知県にあるミツカンホールディングスにて、同社の代表取締役社長・中埜裕子さんとフリーアナウンサー・石井亮次さんの対談イベントが行われました。このイベントは、ミツカンが開催したもので、「挑戦・失敗・転機」というテーマで、中埜社長がミツカンの歴史や未来について語りました。

イベント概要

この対談は、中埜社長と石井アナがそれぞれのキャリアや人生の転機を振り返り、会社の成り立ちや商品開発の裏話などを披露する内容となっていました。特に、ミツカンの代表的な商品である「味ぽん」にまつわるさまざまなエピソードが印象的でした。共に愛知県出身の二人は、地域を愛する気持ちを持ち、そこで得た知識や経験を基に、新たな挑戦を続けています。

意外なエピソードが続々と

中埜社長は、味ぽんが最初に開発された背景を説明しました。当初、味ぽんは水炊き専用の調味料として誕生したものの、関東では水炊き文化が広がっていなかったため、マーケティングの難しさがありました。しかし、その後の築地での営業活動が功を奏し、徐々に受け入れられていったことを語りました。また、石井アナからの質問を通じて、消費者の反応を集め、その声を元に商品改良を重ねてきたエピソードも紹介されました。

味ぽんのヒットの秘密

対談の中で、味ぽんが夏場に売上が低迷していた時のエピソードも語られました。消費者の意見を元に、春夏向けの使い方を提案し、出身地域の文化を取り入れたことで、売上が回復したというストーリーが印象的でした。さらに、地元の特色を生かした商品開発も行っており、例えば「宇都宮餃子専用味ぽん」の誕生秘話や、「北海道バタぽん」の開発過程も紹介されました。