清塚信也Piano Trio、新たな風を届ける全国ツアー「Harmony」開催発表
2026年12月から2027年2月にかけ、清塚信也Piano Trioが全国ツアー「Harmony」を展開する。この発表は、9月5日(土)に長野県・八ヶ岳高原音楽堂で行われたコンサートから飛び出したものだ。高原の自然に溶け込むような美しいホールで、彼らは心温まるハーモニーを届けた。
この日の舞台には、いわゆる「気の置けない友人たち」として知られる、清塚信也(ピアノ)、山本翔平(バイオリン)、高木慶太(チェロ)の3人が登場。彼らの親しい関係から生まれる華麗な演奏とユーモアに満ちたトークで、観客はリラックスした時間を過ごした。特に、登場時の大きな拍手に応える清塚の姿は、和やかなスタートを印象づけた。
オープニングの曲目はエルガーの「ニムロッド」。静かに始まりながら crescendo と共に感情が高まるその音楽は、観客を心奪った。清塚はこの曲の背景について説明し、エルガーが友人との会話からインスパイアを受けて書き上げたことを伝えた。これに続いてベートーヴェンの「悲愴」第2楽章が演奏され、2027年に控えるベートーヴェン没後200年の記念に話題が広がった。
さらに、清塚の軽快なトークは観客の心を掴む。ウイスキー蒸留所・白州を訪れた経験を交えながら、しばしばエピソードを語る彼の言葉には、音楽と深いつながりがあることが示唆されていた。彼は特にドビュッシーの「月の光」をアレンジで披露し、会場の空気を一層豊かにした。
次にピアソラの名曲「リベルタンゴ」の演奏に続き、高木と山本は一度退場し、清塚が一人でピアノを弾く時間を設ける。観客からは笑いも起こり、リラックスした雰囲気が広がった。
演奏プログラムの最後には、ドラマ『コウノドリ』の主題歌「candle」や「Baby, God Bless You」といった楽曲が盛り込まれ、聴衆はそのメロディに酔いしれた。アンコールでは、スペインの画家フランシスコ・デ・ゴヤの人生を描いたミュージカルから「アスタマニャーナ」が演奏され、その温かい雰囲気が再び訪れた。
「12月から新たなツアーが始まります。今日のプログラムに加え、新曲も用意しているので、ぜひまた来てください。」と清塚がファンに呼びかけた通り、全国各地を巡る「Harmony」の旅がスタートする。
ツアーの幕開けは2026年12月6日、東京・サントリーホールから始まり、福岡でのフィナーレまで全8公演が予定されている。友人たちの独特な掛け合いやユーモア、クラシックの持つ奥深い楽しさを感じるチャンスを逃さないように。ぜひ会場でその瞬間を体験してみてほしい。
チケットはすでに清塚信也ファンクラブでの先行受付が開始されており、一般発売も控えている。詳細は公式サイトをご覧ください。