美容業界初の特化型ダイバーシティ研修
学校法人ロイヤル学園が2025年に発表した新たな取り組みで、美容業界についてのユニバーサルマナー検定が開発されることになりました。この検定は業界特化型のデザイン教育プログラムで、2026年4月から美容室・ネイルサロン・エステサロンなどで利用できるようになる予定です。これは、美容業界が抱える「ダイバーシティの重要性」に着目した新たな教育プログラムです。
新しい業界のスタンダードを目指して
美容業界は、老若男女様々な顧客に接する場所であり、その数は全国276,000以上の美容所に上ります。しかし、近年、高齢化や障害のある方々の社会参加の推進によって、さまざまなお客様への対応が求められています。ロイヤル学園とミライロは、美容現場の実情を反映したユニバーサルマナー研定を開発することで、美容従事者の不安を解消することを目指しています。
実際に美容従事者からは、車いすの方に対するサポートや視覚障害者への誘導が難しいというフィードバックが寄せられています。また、障害を持つお客様からも「スタッフの配慮が感じられない」といった声が上がっているなど、今までの美容サービスが直面している課題を克服するためには、教育が不可欠です。
教育という新しいアプローチ
ロイヤル学園は2019年より全生徒と教職員にユニバーサルマナー教育を導入し、その受講人数はすでに4,000名を超えました。この教育の結果、95%の学生が「多様な人に自信を持って接することができる」とポジティブな反応を示しています。今後、この経験を生かしたユニバーサルマナー検定で、美容業界全体の意識改革を促進します。
検定の形式と内容
本検定では、美容現場で実際に遭遇する多様なシチュエーションを教材化しています。たとえば、施術時の姿勢や声かけ、カウンセリング時のコミュニケーション技術など、実践的な学びを重視します。また、障害を抱える当事者に監修してもらい、リアルな声を反映することで、実務に即した内容で構成される予定です。
さらに、様々な業態に応じたカリキュラムが用意されています。これにより、美容室はもちろん、ネイルサロンやエステサロンなど多様なサービス業に応用可能です。このアプローチにより、単に技術を学ぶのではなく、思いやりをもったサービス提供ができる人材を育成します。
今後の展開と目指すビジョン
ロイヤル学園はこの検定を、まずは自校の学生に広め、いずれは全国の美容業界に普及させることを目指しています。最終的には、日本の美容業界全体がユニバーサル対応レベルの向上を達成し、個々の美容サロンが真に利用者に優しいサービスを提供できるようになることが目標です。教育機関として、美容業界におけるダイバーシティの推進を通じて、社会全体の価値を向上させていくつもりです。
お問い合わせ先
本件について興味がある方は、ロイヤル学園の公式ウェブサイトまたは以下のメールアドレスまでお問い合わせください。
メール:
[email protected]
このユニバーサルマナー検定は、美容業界に新たなスタンダードをもたらす注目のプログラムとして注視されています。未来の美容業界が多様性を受け入れ、いかに成長していくのか、ぜひ注目していきましょう。