YONENOI DESIGNがA’Design AwardでBronze賞受賞
2026年5月13日、株式会社ヨネノイデザイン(YONENOI DESIGN)が、世界的なデザインコンペティション
A’Design Award & Competition 2026にて、Bronze賞を獲得しました。今回の受賞は、同社の代表作「りんごがま口コインケース/Apple Clasp Purse」に対して贈られたもので、ファッションとトラベルアクセサリーのカテゴリー及び持続可能なプロダクトデザイン部門の二つで評価を受けました。
受賞作「りんごがま口コインケース」について
このコインケースは、キャッシュレス社会が進む現代においても依然として存在する現金需要を意識し、ユーザーの利便性を追求したデザインです。従来のがま口コインケースの標準的な厚みである28mmから、19mmにサイズを抑えた「スリム化」を実現。これにより、スムーズな携帯が可能になりました。さらに、内部にはエンボス加工が施され、クッション材を内蔵することでコインの擦れる音を軽減する工夫が施されています。このように使用者の生活スタイルに合わせた点が評価を受けました。
A’ Design Award & Competitionについて
A’ Design Award & Competitionは、毎年イタリアで開催され、プロダクト、建築、グラフィックなどさまざまなデザイン分野から数万件の応募が寄せられる、世界最大級のデザインコンペティションです。様々な国の専門家による厳密な審査が行われ、その結果として選出されるBronze賞は応募数の中で上位5%から10%に渡る優れたデザインに授与されます。
「Golden Seed®」の理念
YONENOI DESIGNが提唱する「Golden Seed®」は、青森県の資源を基にしたプロジェクトで、「Seed(循環する種をまく)」「Gold(黄金の価値と向き合う)」「Aomori(青森のポテンシャル)」の3つの柱から成り立っています。特に青森のりんごの加工過程で生じる残材に着目し、これまで廃棄されていた素材に新たな価値を見出すという取り組みが特徴です。このアプローチが、持続可能な未来を実現するための重要な働きかけだといえます。
熊谷有太郎デザイナーのコメント
取締役執行役チーフデザイナーの熊谷有太郎氏は、今回の受賞に対する感謝の意を表し、関係者への感謝の言葉を述べました。「Make It Value - よりよい循環の仕組みをつくり、あらゆるものの新たな価値を生み出す。」とのビジョンに共感し、このプロダクトデザインを進めてきたことは、一つの大きな成果であると感じています。
会社の歴史と今後の展望
YONENOI DESIGNは1978年に設立以来、幅広いデザイン領域で活動を続けてきました。オーディオ機器をはじめ、家具や日用品、医療機器、アウトドア製品など、多数のプロダクトが世に送り出されています。時代の変化に応じた柔軟なものづくりを行い、未来を見据えたデザインオフィスであり続けることを目指しています。 最後に、現在「Golden Seed®」の予約販売も行っており、先行予約の限定数が残っているようです。興味のある方は、ウェブサイトをご覧ください。