小野市のエコトレー
2024-10-18 14:26:11

小野市の小学生が取り組む!『エコトレー』デザイン協力の裏側

小野市の小学生が手がけた『エコトレー』に未来を感じる



2024年7月、兵庫県小野市にある市場小学校と来住小学校の生徒たちが、地元企業株式会社エフピコの取り組みに参加し、新たなエコトレーのデザインに貢献しました。このプロジェクトは、家庭から出るプラスチックごみを資源と位置付け、実際に再利用する試みとして注目されています。

株式会社エフピコは、代表取締役会長の佐藤守正のもと、環境問題への取り組みを強化しています。特に家庭から排出される食品トレーを単なるゴミではなく、資源として再利用する意識を育むことが目的です。この活動は、エフピコが小野市と連携し、環境省の『ローカル・ブルー・オーシャン・ビジョン推進事業』にも採択されました。

感謝状贈呈式の様子



2024年7月11日には市場小学校、7月16日には来住小学校の生徒たちに感謝状が贈呈されました。市場小学校では4年生の51名、来住小学校では18名がそれぞれ関わったデザイン案を通じてエコトレー制作に貢献しました。このような地元の子どもたちの参加は、将来の環境意識を育てる貴重な機会となっています。この日、生徒たちは誇らしげに感謝状を受け取り、自分たちのデザインが形になる喜びを実感しました。

デザイン制作の過程



エフピコと小野市の協力の下、子どもたちは出前授業でリサイクルの重要性を学び、その後、オリジナルデザインを提案。選抜されたデザイン案の最終段階では、地元の漫画家である埜納タオ氏が手を加え、完成度を高めました。このように地域のつながりが強固なプロジェクトとなり、多くの人々が興味を持ち、参加する姿勢が見受けられました。

持続可能な取り組み



この『made in ONOエコトレー』は、エフピコ関西工場で製造され、地元の食品スーパーで販売されます。購入されたトレーは店舗で回収され、その後エフピコ関西選別センターに搬入されます。この設計のもと、回収されたトレーは再び食品トレーへと再生される『トレーtoトレー』の仕組みが実現され、地域の資源循環を生んでいます。また、11月にはエフピコと小野市が『資源循環の促進に関わる連携協定』を全国初となる締結予定です。

おわりに



エフピコは、スーパーマーケットやコンビニエンスストアで使用される簡易食品容器を製造する国内最大手メーカーです。51年の歴史を持ち、持続可能な社会の実現を目指し、環境負荷の少ない容器の開発や、CO2削減に寄与する方法を模索しています。地元小学校と連携し新たな試みを進める中で、地域社会と共に未来を見据えた活動を展開していくことでしょう。子どもたちの手によって生まれた『エコトレー』が、これからどのように活用されるのか、一層期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社エフピコ
住所
東京都新宿区西新宿6-8-1新宿オークタワー(総合受付36階)
電話番号
03-5320-0717

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