サステナビリティ人材教育
2025-07-30 13:20:12

千葉大学とブレーンセンターが手がける次世代サステナビリティ人材育成プロジェクト

千葉大学とブレーンセンターの連携プロジェクトが始動



千葉大学と株式会社ブレーンセンターが協力し、環境問題や社会課題に取り組む次世代のサステナビリティ人材を育成するための新しいプロジェクトが始まりました。その名も「サステナ×キャリア共育プロジェクト」。このプロジェクトは、学生と企業の接点を強化し、持続可能な社会を実現するための取り組みです。

プロジェクトの目的と背景


近年、企業活動においては環境への配慮や社会的責任が求められています。大学教育でも「サステナビリティ」は重要なテーマとなりつつあり、本プロジェクトでは実践的な学びの機会を提供していきます。学生は講義やワークショップを通じて、企業の現場に触れながらキャリア形成に役立てることができます。

千葉大学では、20年以上にわたり環境マネジメントに関する教育を行ってきました。2024年度からは全学副専攻プログラム「環境サステナビリティ実践学」を新設し、サステナビリティをテーマにした教育をさらに充実させています。また、2025年度には新たなプログラムが採択され、環境課題の解決に貢献できる人材を育てることが期待されています。

主な取り組み内容


このプロジェクトでは、多様な企画を通じて学生が学びを深める機会が提供されます。以下はその主要な取り組みです。

学びの提供:企業による講演


サステナビリティに関して専門家による講演を実施。企業経営における環境的配慮の重要性について学生に伝え、最新の知識を学ばせています。

機会の提供:統合報告書レビュー


企業の統合報告書を題材に学生が研究を行い、学んだ成果を企業にフィードバックすることによって、双方向学習を促進します。

社会との接点提供:企業インタビュー企画


Webメディア「Perspectives」における企業インタビューに学生が参加。社会課題に取り組む企業へのインタビューを通じて、ビジネスパーソンとの対話を深めます。

キャリア視点の提供:企業研究講座


統合報告書を読み解く力を育むワークショップも提供され、企業のサステナビリティ経営を分析・評価する力を学生に養います。

実践ノウハウの提供


「千葉大学サステナビリティレポート」を学生が主体的に作成する中で、ブレーンセンターが専門的なアドバイスを行い、知識の習得を支援します。

プロジェクトの発展経緯


このプロジェクトは2024年度よりプレ実施期間が設けられ、一部の企画が試行的に行われてきました。その結果、学生と企業双方において有益な効果が確認できたため、正式にプロジェクトとして展開される運びとなりました。

Ple実施期間での主な成果


  • - 2024年10月:企業におけるサステナビリティに関する講演が行われ、600名の学生が参加しました。
  • - 2024年10月以降:学生がWebメディア「Perspectives」の企業インタビューに参加し、記事を執筆。
  • - 2024年12月:オンラインセミナーで企業研究講座を2回開催。
  • - 2025年6月:学生が統合報告書のレビューを企業にフィードバックしました。

まとめ


このプロジェクトは、サステナビリティをテーマにした人材育成を目指しており、学生が実務経験を積む絶好の機会です。未来の社会に貢献できる人材を育てるため、企業と教育機関が一体となってサステナビリティに取り組む姿勢が、ますます求められています。


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会社情報

会社名
株式会社ブレーンセンター
住所
大阪市北区天満4丁目2番13号ブレーンセンター「風の万華鏡」
電話番号

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