テクトロニクス株式会社は、2026年7月15日から17日までの3日間、東京ビッグサイトにおいて開催される「TECHNO-FRONTIER 2026 電源システム展」に出展します。テクトロニクスは、東京都港区に本社を構え、計測器のリーディングカンパニーとして知られています。この展示会では、自動車エレクトロニクスや産業機器の進化に伴う電源技術の革新を発表し、最新のパワー・ソリューションを通じて業界のニーズに応えます。
最近では、エレクトロニクスの進展により、電力基板における「高電圧・大電流化」と「高速・低電圧化」の要求が高まっています。それに伴い、測定の難易度が増し、デバイスの破損リスクやノイズ問題が重要な設計課題として浮上しています。テクトロニクスは、こうした課題を解決するため新たなテクノロジーを展示し、来訪者にその効果を実感してもらうことを目指しています。
展示される主要なソリューションの一つが、IsoVu®アイソレーション型電流プローブのTICPシリーズです。このプローブはRFアイソレーション技術を利用して完全絶縁を実現し、高い同相信号除去比(CMRR)を備えています。新たに加わる広帯域シャントTICS型は、接続時の手間を減らしつつノイズを低減することができます。また、負担を軽減する柔軟なプローブ先端とケーブルデザインが特長です。
さらに、THDP0400型高電圧差動プローブも注目の一品です。最大2kVまでの差動電圧に対応し、幅広い周波数帯域を持っているため、IGBTやSiC、GaNデバイスの分析に最適です。こうした高電圧測定は、今後のパワーエレクトロニクスの発展に貢献することが期待されています。
新製品としては、GaN/SiCスイッチング電源やインバータ解析ソリューションも登場します。TIVPシリーズの光アイソレーション型差動プローブは、以前は測定不可能だったGaNデバイスの波形を観測することができ、これによりインバータやコンバータの性能テストが飛躍的に向上します。また、EA社のハイパワー電源は、広い電圧レンジに対応し、テクトロニクスのオシロスコープとの組み合わせで強力な特性評価が実現されます。
さらに、パワー・インテグリティ評価ソリューションも紹介されます。電源の安定性は回路設計にとって欠かせない要素であり、近年の基板小型化にともない、その重要性は増しています。展示では、実測例を交えた最新の電源測定ソリューションを提示し、導入の興味を引く狙いです。
組み込みシステムに特化したEMI解析ソリューションも注目されており、リアルタイム方式のUSBスペクトラム・アナライザがその例です。これは小型軽量で、多様なノイズ源に迅速にアクセスできるため、作業効率も向上します。
テクトロニクスは、技術革新を加速するために、新たな測定技術の開発を続けています。この展示会を通じて、業界の多様なニーズに応えるための取り組みを見せると同時に、参加者とのつながりを深めていくことを楽しみにしています。テクトロニクスの最新情報については、公式ウェブサイトやSNSで確認することができます。
詳しくは、テクトロニクスマーケティング部へお問い合わせください。