オイシックス・ラ・大地が手がける新潟県支援プロジェクト
オイシックス・ラ・大地株式会社(以下、オイシックス)は、「企業版ふるさと納税」を活用して新潟県に対し、3,000万円の寄付を行いました。この寄付は、HARD OFF ECOスタジアム新潟のグラウンド照明のLED化というプロジェクトに充てられます。
HARD OFF ECOスタジアムは多くのプロ野球や全国高等学校野球選手権の試合が行われる重要な施設であり、多くのスポーツ愛好者に親しまれています。LED照明の導入による期待される効果には、消費電力や維持費の削減、環境負荷の低減、瞬時点灯の利便性向上、高輝度の光によるプレー環境の改善などがあります。こうした努力により、地域の野球振興と脱炭素化に貢献していく考えです。
HARD OFF ECOスタジアム新潟とは?
このスタジアムは新潟市中央区に位置し、2009年に開場。最大で30,000人を収容できる施設として、地域の人々に愛されています。プロとアマチュアの野球試合をはじめ、市民の日常的な利用にも開かれており、その重要性は非常に高いといえます。
新潟県からはプロジェクトに対する感謝の意が示されており、新潟県都市局の代表者は、「環境負荷の低減や快適なスポーツ環境の整備に有効に活用させていただきます」と述べています。
地域活性化に向けたオイシックスの取り組み
オイシックスは新潟の地域活性化にも力を入れています。2024年からは、オイシックス新潟アルビレックス・ベースボール・クラブのメインスポンサーとして、球団の運営にも関与。目標は「日本一おいしい球団」「日本一選手が育つ球団」として、新潟の野球文化を盛り上げることです。
球団本拠地のHARD OFF ECOスタジアムを地域一番の盛り上がりをもたらす場所として位置付け、様々なイベントや活動を展開しています。これにより地域全体の活性化を試みています。
フードテックタウン構想について
さらに、オイシックスは2017年から「大地の芸術祭の里」とコラボレーションを行い、地域のアート文化とも結びつけています。また、2024年には「新潟フードテックタウン構想」を掲げ、新潟を世界有数のフードテックタウンに成長させるための新たなプロジェクトを開始予定です。
このように、オイシックスは新潟県との協力を通じて、地域のさまざまな側面に影響を及ぼし、活性化に寄与しています。
オイシックス・ラ・大地の会社概要
オイシックス・ラ・大地株式会社は、安心・安全に配慮した農産物とミールキットの定期宅配サービスを提供しています。主要ブランドには「Oisix」「らでぃっしゅぼーや」「大地を守る会」があります。
また、給食事業を展開する「シダックス」や、移動スーパー「とくし丸」、さらにはプラントベースのミールキットを展開している「Purple Carrot」なども子会社として存在し、食の社会課題解決にも取り組んでいます。
さらに、「サステナブルリテール」としてSDGsに貢献しており、フードロスゼロを目指した様々な取り組みも行っています。
こうした活動を通じて、オイシックスは地域に根ざした持続可能な未来を目指しており、新潟県とのさらなる関係強化と発展を期待しています。