シムトップスが発表した「i-Repo Link」の新機能
株式会社シムトップスが新たに発表したのは、ノーコードで「i-Reporter」と外部システムを繋げる「i-Repo Link」の機能追加です。これにより、「kintone」とのデータ取得がリアルタイムで可能になりました。これまでの「kintone」から「i-Reporter」へのデータ連携は、主に事前に作成された帳票を使用する形でしたが、今回のアップデートでその方法が一変します。
新機能の特徴と利便性
今回のアップデートにより、「i-Reporter」の帳票入力画面から直接「kintone」アプリ内のデータにアクセスし、リアルタイムで情報を取得できるようになりました。これは特に、データが頻繁に更新される「kintone」アプリにとっては大きな利点です。
1. kintoneのデータ取得機能
新たに導入された「kintoneのデータ取得」機能では、帳票入力中に「kintone」アプリ内の特定のレコードやフィールドから、直接「i-Reporter」への自動記録が可能になります。これにより、以前は手作業で行っていたプロセスが大幅に短縮され、時間の節約だけでなく、エラーのリスクも減少します。
2. マスターデータの取得
もう一つの新機能「kintoneのマスターデータ取得」では、任意のデータを選択して複数記録することができるため、大量のデータを扱うシチュエーションでも効率よく作業ができるようになります。この機能により、以前はデータをCSVファイルとして出力し、手間暇かけて再フォーマットしなければならなかった手順が、わずか数ステップに簡略化されました。
課題解決から新たな展開へ
アイレポの新機能は、現場のプロセスを効率化するだけでなく、現場で蓄積されるデータの利用価値を高めるものとなっています。プログラミング知識がなくても簡単に導入できるため、幅広いユーザーにとって魅力的な製品です。例えば、作業開始時にバーコードを読み取り、作業指示情報を自動的に記録するユースケースも利用価値を引き立てています。
連携の利便性
「i-Repo Link」の連携実装はシンプルで、「データソースエリア」、「帳票定義エリア」、「マッピングエリア」という三つのエリアをクリック操作するだけで完了します。これによって、システムの見通しが立ちやすくなり、新規データの取得がスムーズに行えるようになっています。
実績と今後の展望
「i-Reporter」は現在、4000社以上、20万人を超えるユーザーに利用されており、そのシェアは国内トップクラスです。シムトップスは、今後も「i-Reporter」を通じた現場の課題解決に努め、企業の業務改革と発展を支援し続けます。さらに、「kintone」以外の多くのシステムとの連携も進めており、ユーザーのニーズに応えていく方針です。
企業情報
- - 会社名: 株式会社シムトップス
- - 本社住所: 東京都品川区上大崎2-2, 新目黒東急ビル10階
- - 設立: 1991年10月
- - 従業員数: 72名(2024年7月末時点)
- - 売上高: 19億4千万円(2023年度)
■ 詳細は
こちらの特設サイトをご覧ください。 また、連携のための資料は
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