令和7年国勢調査、インターネット回答率が前年を上回る結果に
令和7年国勢調査の回答状況
2023年の国勢調査が9月20日から始まり、10月8日をもって回答の期限を迎えました。この調査は国民の生活や社会の状況を把握するために重要なものであり、統計データは今後の政策決定に活用されます。調査の結果、10月9日午前0時現在のインターネットによる回答率は全国で約45.4%に達し、これは前回の調査に比べて9.4ポイントの増加です。この数値は、政府のデジタル化推進や国民の意識の変化を反映したものと見られます。
インターネット回答の重要性
インターネット回答率の向上は、コロナ禍でのリモート生活の普及など、社会環境の変化が影響していると考えられます。これにより、より多くの人々が手軽に回答できる環境が整いつつあるため、今後の調査でもさらに高いインターネット利用率が期待されます。総務省では、未回答の世帯に対して調査の重要性を理解してもらうため、積極的に呼びかけを行う方針です。
今後のスケジュール
今後のスケジュールとしては、10月9日以降に提出状況の確認を行い、10月17日からは未回答世帯の特定に入り、回答の督促を行う予定です。最終的なインターネット回答状況は、世帯数の確定後となりますが、令和8年9月以降に確定し、公表される見込みです。
このような国勢調査は、国の状況を数字で示し、社会の課題を発見するために欠かせないものです。国民一人ひとりが意識を持ち、調査に参加することが、より良い社会作りにつながるでしょう。私たちの声が未来の日本を築くために必要ですので、ぜひ積極的にご協力をお願いいたします。