博報堂と東大IPCが強力にサポートする新プログラム
株式会社博報堂と東京大学協創プラットフォーム開発株式会社(東大IPC)が手がける「Go Abroad To Scale(GATS)」プログラムの公募が開始されました。このプログラムは、日本のディープテック・スタートアップを国際的なスケールへと押し上げることを目的とし、米国と欧州の優れたエコシステムとの連携を図ります。
日本のスタートアップを支える新たな取り組み
日本のディープテック業界は、近年、その創出数や投資額を増加させていますが、グローバル市場において競争力が見られる企業や、大型M&Aなどの成果はまだまだ限定的です。これは、技術力に加え、資本や人材、制度設計における構造的な課題が背景にあるためです。
この状況を打破するために、博報堂と東大IPCは「Go Abroad To Scale(GATS)」を立ち上げ、海外のトッププレイヤーとの連携を強化。事業化支援と人材育成の両輪で、日本発のディープテックスタートアップの育成を支援します。
プログラムの詳細
プログラム①「BRIDGE」
「BRIDGE」プログラムでは、米国のデープテック起業エコシステムのリーダーであるNPO「Activate」と連携し、研究成果を活用したスタートアップ創設を進めていきます。約9ヶ月のプログラム期間中、起業家としての力を育むトレーニングが行われ、技術の市場適合性や事業化戦略を多角的に評価します。
さらに、米国の大企業や投資家、政府機関とのネットワークを活用して、研究段階からグローバル市場を見据えたビジネス構築を行います。これにより、ディープテック起業の初期段階での不確実性を低減し、国際競争力を持つスタートアップの実現を目指しています。
プログラム②「LAUNCH UK」
「LAUNCH UK」は、英国や欧州におけるディープテックの商業化プロセスと直接つながり、事業化力を高めるためのプログラムです。イギリスの名門Imperial College London(ICL)と連携し、特にClimate TechやAI、Physical AI/Roboticsのような領域での研究成果を実用化していきます。
このプログラムでは、事業方針の検証、チームの形成、産業との連携、資金調達の準備を一体で行い、欧州の市場機会や規制環境に対する理解を深めつつ事業化を進めていきます。特に欧州は、脱炭素を進めるための市場設計でリードしており、日本の技術がその中で優位性を持つ可能性があります。
説明会の開催について
新プログラム「BRIDGE」「LAUNCH UK」に加え、既に公募が開始されている「CONNECT」「INSPIRE」に関する説明会が、2026年4月22日(水)にオンラインで開催されます。参加対象は、大学院生や研究者、社会人など多岐にわたります。
この説明会では、GATSプログラムの概要や個別プログラムの紹介があり、質疑応答の時間も設けられています。興味のある方はぜひ参加してみてください。
参加申し込み
参加申し込みや詳細は、以下のリンクから確認できます:
GATSの目指すもの
GATSは、グローバル・スタートアップ・キャンパス構想のもと、日本のディープテック分野におけるスタートアップの創出をサポートするために設計された、包括的な支援プログラムです。国内外の研究者、スタートアップ、VC、アクセラレーターとの連携を通じて、イノベーションエコシステムの改革を進め、世界最高水準のハブを目指しています。
このプログラムを通じて、日本のディープテック・スタートアップが国際市場で認められることを期待しています。