HubSpotが発表した新製品「HubSpot AEO」と100以上の機能更新
HubSpot Japan株式会社は、2026年春の「Spring Spotlight」イベントにおいて、新たに「HubSpot AEO(回答エンジン最適化)」を含む100以上の製品アップデートを発表しました。この新製品は、AI技術を活用し、顧客との接点を強化することを目的としています。
HubSpot AEOの概要
HubSpot AEOは、近年の検索ニーズの変化に対応するため開発された製品です。調査によると、HubSpotユーザー企業のサイトへのオーガニック流入が前年比で27%も減少していますが、AIを介したサイト流入は約3倍にも増えています。この背景を受けて、HubSpot AEOはAIの回答内で自社を見つけてもらうための施策を提供し、ユーザー企業の認知度の向上を図ります。
このます創出されたAIのプロンプトを基にして、企業は自社のデータを利用して顧客がどのように検索し、興味を持つかを特定・分析し、新しいマーケティング戦略を立てることが可能になります。具体的には、AIによる自社の表示状況を解析し、感情分析とともに可視化することで、適切な対策が取れるようになるのです。
収益とサポートの拡大
今回のアップデートでは、「Breeze案件創出エージェント」や新機能「スマート取引進行」といった営業支援機能も追加されました。これにより、営業担当者は商談の機会を逃さないように支援され、また商談後の情報整理も自動化されるため、営業活動がスムーズに進むようになっています。特に「スマート取引進行」は全履歴を分析し、自動で次の行動提案を行う機能で、これにより顧客との関係性を深めることが期待されています。
一方、サポート機能も強化され、Breeze顧客対応エージェントがメールサポートにも対応しました。これにより、問い合わせ所要時間の短縮や、解決速度の向上が実現されています。具体的には、既にこの機能を利用している企業では解決済みチケットが25%増加したとの報告もあります。
成功につながるコンテキスト
HubSpotでは、AIが有効に機能するためには「コンテキスト」──すなわち、顧客や市場の動向を理解することが重要だとしています。この考え方を「Growth Context(グロースコンテキスト)」と呼び、情報の蓄積がAIの精度を高めると信じています。HubSpotの最高プロダクト・テクノロジー責任者、ダンカン・レノックス氏は、コンテキストが蓄積されればされるほどAIの提案が良くなると述べています。
こうしてHubSpotは、ビジネスの成長を支える「Agentic Customer Platform」を通して、顧客との対話をさらに深化させ、インバウンドマーケティングの実践を支援しています。この取り組みは、世界135ヵ国以上で約288,000社に導入され、実績を上げています。
HubSpotの全ての機能や詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。これからのビジネスシーンにおいて、AI技術がどのように進化し、私たちの働き方を変えるのか、大きな興味が寄せられています。