多世代が集う藤沢の本の交換会「まち親ライブラリー」の魅力

多世代が集う藤沢の本の交換会

2025年1月30日、神奈川県藤沢市にある「Fujisawa SST ウェルネススクエア南館」で開催された「まち親ライブラリー」は、地域の多様な世代が一堂に会する素晴らしいイベントでした。これは株式会社学研ココファンが主催し、地域の皆さんが家庭で読まなくなった本を交換し合うことを目的としています。

このイベントは「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン」内で行われる「Fujisawa まち親プロジェクト」の一環で、今回で3回目の開催となります。参加者は、本を通じて様々な世代が交流する機会を持つことができ、地元のコミュニティの絆を深める役割を果たしました。

読みたい本が手に入る楽しさ

当日の会場は、本を交換するための机が並び、参加者は自由にお持ちいただいた本を並べて新たに読みたい本を選ぶことができました。また、各本には読者の感想が書かれたメッセージカードが添えられており、それを読んで興味を持った本を手に取る方も多く見られました。「この本は気になっていたもので、嬉しい気持ちになりました」との感想も多く寄せられ、参加者同士の交流が生まれる場となりました。

駄菓子販売で世代を超えた交流

このイベントでは、本の交換会に加えて、サービス付き高齢者向け住宅「ココファン藤沢SST」にお住まいの高齢者の方々が駄菓子を販売しました。こちらでは、子供たちが買い求める様子が見られる一方で、「懐かしい」と感じる高齢者の姿も。駄菓子を介して、互いに交流する光景が広がり、世代を超えた和やかな雰囲気が漂いました。

おはなし会の楽しさ

さらに、イベントの一環として、節分に因んだ「おはなし会」が行われました。子供たちが興味津々で参加し、鬼が登場する紙芝居や絵本の読み聞かせが行われました。このように、地域の皆さんが一緒に楽しむプログラムが用意されており、参加者はただ本を交換するだけではなく、様々なアクティビティを通じて心温まる時間を共有しました。

参加者からの嬉しい声

今回の「まち親ライブラリー」には約120名の方々が参加され、地元住民だけでなく周辺地域からもお越しいただきました。「住民でなくても参加できるのは嬉しい」という声が寄せられ、開かれたコミュニティの形成が感じられました。今後も定期的にこのイベントを開催する予定で、多世代間の交流の拠点としての役割を果たしながら、地域の発展に寄与していく考えです。

このように、Fujisawa SSTでの「まち親ライブラリー」は、多世代が集い、楽しい思い出を共有する貴重な場となっています。今後も地域の皆さんの参加をお待ちしております。