新刊紹介: 行きたくなる 撮りたくなる くすぐられる飲食店デザイン
世界各地の飲食店デザインを集めた『行きたくなる 撮りたくなる くすぐられる飲食店デザイン』が、2025年1月にグラフィック社から発売されます。本書では、世界25カ国から選りすぐった52店舗が紹介され、視覚と味覚の両方で楽しませてくれる飲食体験を提供します。
書籍の内容
この書籍は、単なる飲食店の設計や内装にとどまらず、訪れる人々に感動を与えるインテリアの魅力や、思い出に残るひとときを演出する要素に重きを置いています。カフェやレストラン、バーそれぞれのユニークなスタイルが、どのように食体験を豊かにしているのかが詳しく解説されています。
美食とビジュアルの相互作用
美味しい料理を楽しむことはもちろん大切ですが、ここで紹介されるお店は、視覚的にも刺激的です。インスタ映えするデザインはSNSを通じてシェアされ、多くの人々に影響を与えています。特に、食文化とデザインが交差するこの領域では、フーディーやデザイナーにとってたくさんのインスピレーションを感じられるでしょう。
世界の飲食店の例
・カフェッティエラ(カナダ)
幾何学模様で装飾されたモントリオールのカフェ・バーは、目を引く外観が特徴です。
・アンダー(ノルウェー)
岩場から海に傾斜したコンセプトのレストランとして、ユニークな体験を提供します。
・コッコドリッロ(ドイツ)
1960年代のイタリアを感じさせるレトロな赤を使用した食堂。
・カルロッタ(イギリス)
旧き良きグラマラスな魅力と新しいアイデアが共存するレストラン。
・タンタン(ウクライナ)
サイクリングをテーマにしたカラフルなベトナム料理が楽しめるお店です。
これらの店舗はそれぞれに独特のコンセプトを持ち、それが飲食体験にどのように寄与しているのかを知ることができます。
著者と出版社について
本書の著者は、ドイツ・ベルリンに本拠地を置く出版社ゲシュタルテンです。1995年の設立以来、デザインやアート、建築など幅広いジャンルの書籍を手がけ、斬新な視点で業界にインパクトを与え続けています。
書籍情報
- - 著者: ゲシュタルテン
- - 翻訳: 石田亜矢子
- - 発売日: 2025年1月
- - 仕様: B5変並製、全256頁
- - 定価: 4,620円(10%税込)
- - ISBN: 978-4-7661-3967-9
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この書籍は、飲食店デザインに興味がある方や、食文化とアートの交錯を楽しむフーディーにとって、素晴らしい一冊となることでしょう。美味しさを引き立てるデザインに出会い、次の旅のプランを練るきっかけにもなります。
私たちが普段訪れる飲食店には、食事だけでなく、感動を与えるデザインが秘められていることを再確認できる本書。どうかお楽しみに!