ゴールデンウィーク注意
2025-04-21 11:22:35

ゴールデンウィーク前のドライブは注意が必要!車内の高温に要警戒

ゴールデンウィークにおける車内の危険性



春から初夏にかけて、ドライブに最適なシーズンが到来しました。しかし、楽しいはずのお出かけが思わぬ危険をもたらすことがあるのをご存じでしょうか?特に、車内温度の急上昇には注意が必要です。

一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は、2024年のゴールデンウィーク(4月27日から5月7日まで)のドライブに関して、子どもやペットを車内に残すことの危険性を強く警告しています。実際に昨年、JAFに寄せられたロードサービスの依頼数は66,643件で、その中にはキー閉じ込めが3,208件も含まれていました。これらの件数は全体の約4.8%に相当します。

車内温度の急上昇の危険



広いアイデアを持つ春先から初夏の気候は、確かにドライブには心地よいと思いがちですが、実際の車内は想像以上の高温になることがあります。JAFが実施した実験では、外気温が23.3℃〜24.4℃の快適な日中でも、SUVの車内温度は最高で46.5℃にも達しました。このような高温の中に、小さな子どもやペットを放置すると、熱中症やその他の健康問題が引き起こされるリスクが高まります。

特に湿度が高い日には、体温調節が未熟な子どもや動物にとって、数分間の置き去りでも危険極まりない状況が生まれるのです。ドライバーの間では、「すぐに戻るから」「少しの間だけだから」といった油断が、悲劇を招く原因になることを肝に銘じておく必要があります。

安全運転のための心構え



「りすきー」で覚える、車内置き去りNGシーンというキャンペーンが展開されていますが、これは決して冗談ではありません。車に乗せたまま子どもや高齢者、ペットを放置することは、どんな理由があっても許されません。特に高温の車内は、短い時間でも危険な状態を生む可能性があります。エアコンを直前まで稼働させていたとしても、窓を閉めた状態であれば車内の温度は急速に上昇します。

これからゴールデンウィークの旅行シーズンに突入しますが、出発前に家族やペットの安全についてしっかりと確認してから車を運転しましょう。出発前に確認したいポイントは、天候や外気温、車内の換気などです。車内の熱中症対策についての詳細は、JAFの公式サイトなどで確認できますので、是非参考にしてみてください。

【問い合わせ】
JAF公式サイト ▶ JAFリンク
当サイトでは、ドライブに関する様々な情報も発信しています。ゴールデンウィーク期間中は多くの人が移動しますが、その際には安全運転と周囲への配慮を忘れず、快適なドライブを楽しんでください。



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会社情報

会社名
一般社団法人 日本自動車連盟
住所
東京都港区芝大門1-1-30日本自動車会館14階
電話番号
03-3578-2811

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