神山まるごと高専が新たなコミュニティ「まるコミ」を構築し、地域との連携を強化

神山まるごと高専、オンラインコミュニティ「まるコミ」を設立

徳島県神山町に創立された「神山まるごと高等専門学校」は、2023年4月に新たな試みとして公式オンラインコミュニティ「まるコミ」を開設しました。このコミュニティは、学校のパートナーや学生が共に学び、成長していく場を提供することを目的としており、地域社会とのつながりを深める重要な一歩となるでしょう。

「神山まるごと高専」が目指すもの

神山まるごと高専は、地域の特性を生かしながら、社会に貢献できる人材を育成することを目指しています。「モノをつくる力で、コトを起こす人」という理念の下、学生たちは実践的な知識や技術を学ぶと同時に、地域の人々とも密接に関わりをもっています。続々と新たなパートナーが加わる中で、彼らとのさらなる連携を強化するために、新しいコミュニティの開設が決定されました。

コミュニティの特徴と機能

「まるコミ」を通じて、神山まるごと高専はパートナー企業や学生同士の交流を促進することを目指しています。様々なトピックについて討論できる場や、日常の学びに関する情報交換、質問箱を活用したインタラクションなど、多様な形式が用意されています。また、学校側からも学生の活動報告やカリキュラムの情報を発信し、透明性を持った運営が行われる予定です。

なぜ「コミューン」なのか

本校が「まるコミ」を立ち上げるにあたり、コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」は無償での導入を提供しました。この選択により、よりスムーズなコミュニケーションを実現し、地域の企業や組織、そして学生とのつながりをより一層深めることが可能になると考えられています。また、コミュニティの立ち上げからその運営まで、プロのアドバイザーによるサポートを受けられる点でも、大きな期待が寄せられています。

コミュニティの未来

「まるコミ」が生み出す新たなプロジェクトや、パートナー同士の良好な出会いによって、多くのイノベーションが神山まるごと高専の周辺で生まれることが期待されています。このような学校と地域の企業との新しい形の連携は、他の教育機関のモデルケースとして注目されるかもしれません。これからの「まるコミ」が築いていくコミュニティの形は、実に楽しみな課題となっています。