国立市が描く次の100年のまちづくり戦略とは？

国立市の未来を描くセミナー開催

2025年7月18日（金）、東京都国立市にて「人口減少時代における文教都市・国立市のまちづくり戦略」と題したセミナーが行われる。このイベントでは、国立市市長の濵﨑真也氏が講師として登壇し、人口減少の影響を受ける小都市としての挑戦と、国立市が目指す新たなまちづくりのビジョンを語る予定である。

国立市が直面する課題

国立市は、東京都西部に位置する人口減少が顕著な小都市である。近隣の市町と同様、3年前から人口環境が厳しくなり、これまでとは異なる戦略を必要とする時期に入った。セミナーでは、その転機を迎えた国立市がいかにして文教都市としての強みを生かしていくのかについて深掘りされる。

セミナーの内容概要

セミナーでは、以下の内容が展開される予定だ。
1. 人口減少と国立市・多摩地域の現状
2. 国立駅南口の整備を通じたウォーカブルな空間の創造
3. 文教都市としての強みを効果的にアピールし、教育費や子育て支援の充実に向けた施策
4. 地域活性化のための“まちなかの小さな大好き”を育む取り組み
5. 老朽化した公共施設の再生と再編の計画
6. 農と緑の風景の保全に向けた新たな取り組み
7. 質疑応答の時間を設け、受講者との交流を促進

また、講座の終了後には名刺交換や参加者同士の意見交換が行われ、人的ネットワークを広げる絶好の機会となる。

受講方法と料金、特典

受講者は、会場での受講やライブ配信、アーカイブ配信から選ぶことができる。受講料は37,780円（税込）が必要で、参加者1名につき同伴者が1名無料で参加できる特典もある。特に地方公共団体に属する方には、割安な受講料が設定されている。

このセミナーは、国立市だけでなく、人口減少に悩む多くの自治体にとっても先進的な事例となることが期待されている。受講後にはアーカイブ配信が2週間行われるため、時間が合わなかった方もぜひ参加を検討してほしい。