ソラストグループが保育ICT「ルクミー」を全園導入
株式会社ソラスト(以下「ソラスト」)は、ユニファが提供する保育総合ICTサービス「ルクミー」をグループ全体で導入する決定を下しました。2025年3月より、はぐはぐキッズ株式会社と株式会社なないろが運営する保育施設計28園で新たに「ルクミー」を導入し、ソラストグループとして保育園全65園における展開が実現します。
導入の背景と目的
ソラストはこれまで、運営する37の保育施設において、「ルクミー」の導入を行い、業務負担の軽減を図ってきました。具体的には、日常的な業務の効率化を進めており、スタッフの心と時間を得ることで、より良い保育環境づくりに寄与しています。また、保護者とのコミュニケーションを円滑に進めることで、保育サービスの質向上にも貢献してきました。
「ルクミー」は単なる業務支援ツールにとどまらず、園の状況に応じた導入支援やオンライン研修、使用状況の定期レポートを通じてもサポートします。このサポート体制を評価され、はぐはぐキッズおよびなないろの保育施設でも新たに導入する運びとなりました。
今後もICTを活用し続け、保育者が心のゆとりを持ちつつ、各園の強みを最大限に引き出されるよう努めていく予定です。特に、保護者や地域から選ばれる園を目指し、さらなるサービス向上へとつなげていく意向を示しています。
導入される「ルクミー」の機能
「ルクミー」の導入により、以下のような機能がサポートされます:
1.
ルクミークラスボード
- 保育に必要な情報を一元管理し、登降園の記録や健康状態の確認が簡単に行えます。
2.
ルクミー連絡帳
- 保護者と保育施設の間での連絡がスムーズになり、重要な情報が自動的に転記されます。
3.
ルクミーおたより
- お知らせを迅速に保護者に伝えられるサービスです。
4.
ルクミー写真管理
- 専用アプリでの写真のアップロードや整理が自動化され、保育の振り返りが容易になります。
5.
健康管理機能
- 午睡センサーで子どもの睡眠時の体の向きを確認し、適切な管理が可能です。
6.
運営支援機能
- 保育者のシフト管理や請求管理、登降園の記録を効率化します。
これらの導入により、業務のデジタル化が進み、保育士の業務負担を著しく軽減することが期待されています。次世代の働きやすい保育環境が整うことで、保育士はより多くの時間を子どもたちと過ごせることになります。
代表者の期待
はぐはぐキッズの代表、小西由美枝氏は「「ルクミー」の導入によって保育園の運営が一層効率化され、業務の円滑さが増すことを期待している」とコメントし、業務の透明性と情報提供の向上による保護者との信頼関係強化にも言及しました。株式会社なないろの代表、野村篤志氏は「より多くの時間を子どもたちと過ごせる環境を提供できると確信している」とし、保育品質の向上を強調しました。
ソラストグループの取り組み
ソラストグループは、全国各地で医療業務や介護サービスを展開し、精力的に地域社会に貢献する企業です。特に「安心して暮らせる地域社会」の実現を目指しており、その一環として保育事業の質向上にも力を注いでいます。今後も「ルクミー」を通じて、地域の子育て支援に関する取り組みを推進し続けていくでしょう。
総じて「ルクミー」の導入は、ソラストグループ全体の保育サービス向上に大きく寄与し、子どもたちの健やかな成長を見守る環境を整える重要な一歩となるでしょう。