SAK Universityは、2025年10月から高校生のために新しいAI教育プログラム「探究インターン」を開始します。このプログラムは、朝日新聞社と博報堂と共同で運営され、AI関連の知識を深めることを目的としており、高校の「総合的な探究の時間」に非常に重要な役割を果たすことが期待されています。
この取り組みでは、現役エンジニアが講師を務め、AIコンパニオン設計コースが提供されます。参加する生徒たちは、AIの基礎知識から倫理的な観点までを学び、実際に自らの力でAIコンパニオンを設計します。このプログラムは、完全にオンラインで実施されるため、全国どこからでも参加でき、アーカイブ配信も行われるため、自由な時間に学習が可能です。
授業は全4回に分かれ、そのうちの第1回は「課題設定ワーク」を行い、第2回から第3回では実際にAIコンパニオンアプリを制作します。そして最終回では、これまでの学びを振り返り、まとめを行います。各回の授業は約40分で構成され、参加は完全無償となっています。
このプログラムへの申込締切は2025年10月31日です。
背景として、21世紀においてはAI、データサイエンス、そして対話型AIの重要性が高まっており、それを理解し活用する力は、学生たちのキャリアにおいて欠かせない要素になっています。文部科学省でもICTを活用した学習を推奨しており、この「探究インターン」は、教育現場においても急速に進化するAI技術を用いた実践的な教材を採用し、学生たちの思考力や探究力の向上に寄与するものです。
SAK University自体は、2025年9月に東京に開校した新しい教育機関で、英国国立エセックス大学の教育プログラムを日本語で学べる珍しい機会を提供しています。生成AI、サイバーセキュリティ、ソフトウェア開発などさまざまなIT分野に力を入れ、実践的なスキルを育むことを重視しています。すべての授業は日本語で行われるため、英語に自信がない学生でも安心して参加できます。
エセックス大学自体は、QS世界ランキングでTOP500にランクインし、特に社会科学や経済学の分野で高い評価を得ている研究大学です。人権に関する取り組みも評価され、卒業生も多くが国際的な場で活躍しています。
今後、SAK Universityでは生徒一人ひとりの未来を大切にし、進路指導の先生方と連携しながら、安心して進学できる環境を整えています。興味のある学校には個別説明会やデモ授業を用意しており、授業内容や進路相談を通じてさらにサポートを行なっていきます。
この「探究インターン」を通じて、SAK Universityは生徒たちの新たな探究心を育み、AI技術を活用した未来を見据えた学びを重視していきます。