重症心身障がい児と家族の交流の場「ここねフェス2025」
重症心身障がい児とその家族、支援者のための運動会「ここねフェス2025」が、2025年5月24日(土)に東京都江戸川区の小松川さくらホールで開催されます。このイベントは、特定非営利活動法人EPO(運営:COCOLON)が主催しており、障がいや医療的ケアを抱えるお子様に特化した交流の場を提供します。昨年の成功を受け、多くの家族が参加を予定しています。
イベントの目的と内容
「ここねフェス」は、障がいを持つお子様が、きょうだい児や家族とともに運動を楽しむ機会を提供し、友達との交流を促進することを目的としています。運動会では、玉入れや数珠つなぎなどの競技が行われ、すべての参加者が一体感を感じることができる内容が予定されています。
特に注目したい点は、重い障がいのあるお子様が競技者として参加できるよう配慮されている点です。各競技は、参加者全員が楽しめる工夫が施されており、障がいの有無にかかわらず、家族全員が一緒に楽しめるようになっています。
昨年の参加者の声
参加した家族からは、「子どもがこんな大きな運動会に参加するとは思っていなかった」との言葉や、「障がいがある子どもも、障がいがないきょうだいも参加できるように工夫されていてよかった」といったポジティブな意見が多く寄せられました。これにより、運動会が提示する多様な交流の場が、参加者にとって特別な体験となったことが伺えます。
開催概要
- - イベント名:ここねフェス2025
- - 開催日:2025年5月24日(土)
- - 開場:12:30
- - 開始時間:13:00
- - 場所:小松川さくらホール(東京都江戸川区小松川3-6-3)
- - 定員:30組、120名
- - 参加費:
- 【COCOLON会員】1,000円(1家庭あたり)
- 【一般】3,000円(1家庭あたり)
参加の申し込みはCOCOLONのオンラインサイトから行えます。参加を希望する方は、要項を確認した上で、チケットを購入し、申込フォームを送信すれば完了です。
安心して参加できる環境
本イベントは、屋内ホールで実施されるため、天候に左右されることなく運動を楽しむことができ、また医療的ケアやデバイスの使用に関する配慮も万全です。おむつ交換のスペースも確保されており、参加者全員が安心して過ごせるように設計されています。
EPOとCOCOLONの役割
特定非営利活動法人EPOは、重症心身障がい児の支援に特化した事業を展開しています。2015年の設立以来、東京都内で数多くの児童発達支援施設を運営し、地域の多様なニーズに応えています。また、2023年にはコミュニティサロン「COCOLON」を新たに立ち上げ、障がいのあるお子様とその家族が安心して交流できる場を提供しています。
最後に
「ここねフェス2025」は、重症心身障がい児とその家族のための特別な運動会です。参加を通じて、楽しい思い出を一緒に作りましょう。本イベントに関するお問い合わせや取材は、COCOLONの公式サイトからも可能です。皆様のご参加を心よりお待ちしております。