株式会社ジャフコが一新する男性不妊検査
株式会社ジャフコは、2026年に開催予定の第113回日本泌尿器科学会総会において、最新の精液分析装置「SQAシリーズ」を発表しました。この装置は、約75秒で精液検査が完了するという画期的なもので、医療現場における男性不妊検査の迅速化と効率化を目指しています。男性不妊の原因は約半数が男性側に起因するとされる中、検査が遅れることは禁止されており、医療機関における導入の障壁とも言われています。
男性不妊検査の現状
不妊治療において、男性側の検査は心理的な壁や受診の遅れにより実施が後回しとなることが一般的です。また、外部検査機関へ依頼することで、結果が返ってくるまでの時間がかかる場合が多く、再来院の必要性や、結果の説明に関しても分断が生じるなどの問題が山積しています。これらの課題を解決するためには、院内で即座に結果が確認できる体制を整えることが急務です。
SQAシリーズの特徴
ジャフコが開発した「SQAシリーズ」は、精液検査を院内でスムーズに実施できるよう設計されています。主な特長は以下の通りです:
- - 迅速性:わずか75秒で測定が可能。
- - 簡便な操作:顕微鏡を必要とせず、簡単な操作で使用可能。
- - 院内運用のサポート:院内の医療スタッフが直感的に運用できるよう設計されています。
- - 自動解析:精子の濃度や運動率、SMI(Sperm Motility Index)など、約20項目を自動で解析。
- - 患者にも分かりやすいレポート:結果を分かりやすくビジュアル化したレポートを提供します。
このシステムを導入することで、医療機関は検査から結果提示、さらに医師による説明までを同日に行うことができるため、患者の理解が深まるだけでなく、再来院の負担も軽減されます。
第113回日本泌尿器科学会総会でのデモ
本学会では、SQAシリーズの最新モデル「SQA-iO」とその映像化オプション「SQA-VU」が展示され、実機を通じて測定から結果表示、医師による説明までの流れを実演しました。このデモンストレーションにより、来場者にはより具体的な活用のイメージを持ってもらうことができ、特に迅速な結果確認が可能で、SMIなどの指標で精子状態を把握できる点が好評を得ました。
プレコンセプションケアへの寄与
最近では、妊娠前の男女の健康状態を確認する「プレコンセプションケア」への関心が高まっており、精液検査は不妊治療だけでなく、カップル自身が健康を理解し早急に必要な行動を取るための重要な要素となっています。ジャフコはSQAシリーズを通じ、男性不妊検査の普及を促進し、医療機関での検査体制の確立を目指しています。
未来への展望
同社は、今後も医療機関での導入を促進し、検査環境を整備することで、男性不妊検査のハードルを下げる努力を続けます。そして、医療現場のニーズに応じた機器やサービスを提供し、患者と医療関係者双方にとって価値のある診療体験を実現していく所存です。
会社情報
- - 会社名:株式会社ジャフコ
- - 所在地:〒154-0016 東京都世田谷区弦巻2-6-15
- - 代表者:森田 淳子
- - 事業内容:男性不妊を中心とした医療機器の輸入・販売・サポート
- - 公式サイト: ジャフコ公式サイト