新たな電子戦協業
2026-02-12 14:34:23

CYPHICとスペースデータが協業で新たな電子戦技術の開発へ

スペースデータとCYPHICが協業を開始



株式会社スペースデータ(東京・港区、代表:佐藤航陽)は、日本唯一の電子戦スタートアップである株式会社CYPHIC(東京・千代田区、代表:長谷川雄太)との協業について発表しました。この協業は、電子戦を含む高度な安全保障およびレジリエンス領域における情報技術ソリューションの開発と導入に焦点を当てています。

現代の安全保障環境とノンキネティック戦闘



現代の安全保障環境において、物理的な破壊を伴わない「ノンキネティック戦闘」へのシフトが進んでいます。特に、全球測位衛星システム(GNSS)の信号を偽装して位置情報を誤認させるスプーフィングや、電波妨害といった電子戦の脅威は、ドローンや航空機、船舶運航、さらには社会インフラに対しても重大な影響を及ぼしています。

この背景を踏まえて、スペースデータが保有する衛星データと3D技術を駆使した「PROVIDENCE」などの統合技術基盤と、CYPHICが持つ最先端のGNSSスプーフィング検知技術との親和性が高いことが、協業の発端となりました。

協業の目的



この提携を通じて、スペースデータは自社の高精度なデジタルツイン空間を利用し、現実世界では難しい複雑な妨害パターンのシミュレーションを仮想的に大量に行うことが可能となります。これにより、様々なシナリオに基づく電子戦の対応策や、これらシナリオに基づくシミュレーションを経た革新的な安全保障ソリューションの実現を目指します。

主な検討項目



協業の主な検討項目は以下の通りです:

1. 電磁波領域のデジタルツイン化 – 現実世界の地形や建物を再現したデジタルツイン上で、電磁波の伝播や妨害の影響を視覚化・分析する技術を検討します。
2. 自律的電子戦アルゴリズムの共同開発 – CYPHICの電子戦技術Cobra-EWとスペースデータが持つ「PROVIDENCE」を組み合わせ、自律的な脅威の検知、識別、迎撃、回避を行うアルゴリズムの開発を進めます。
3. 安全保障領域における共同ソリューション提供 – 防衛省や関連インフラ事業者を対象に、スプーフィング対策や妨害対抗技術の導入について共同で検討します。

株式会社CYPHICの概要



株式会社CYPHICは「Cyber-Physical Intelligence」を掲げ、電磁波のセキュリティを確保することで位置情報の安全性向上を目指すテクノロジースタートアップです。スプーフィング対策や電磁波脅威分析の研发を行っており、主要製品であるCobra-EWを通じて、社会に対する電子的な脅威からの保護に向けたデジタルソリューションを提供しています。国際的な技術連携を進め、強固なサプライチェーンと電子戦エコシステムの構築にも取り組んでいます。

株式会社スペースデータの概要



株式会社スペースデータは、「宇宙を誰もが活用できる社会へ」というビジョンのもと、宇宙とデジタル技術を融合させた新たな産業や社会基盤の創造を追求しています。デジタルツイン技術を駆使して、実社会の様々な課題に対して宇宙からの解決策を提供するプラットフォームを目指しています。また、宇宙ロボットや宇宙ステーションの運用基盤の開発にも挑戦し、宇宙社会の実現に力を注いでいます。

この協業は、未来の安全保障において革新をもたらす重要なステップとなるでしょう。両社の技術がどう結びつき、どのような成果を生むのか、今後の展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社スペースデータ
住所
東京都港区虎ノ門 1-17-1虎ノ門ヒルズビジネスタワー 15階
電話番号

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