iPhoneアプリ週間ランキングのご紹介
株式会社モバイルマーケティング・ジャパンは、2011年3月26日から4月1日までの期間における最新のiPhoneアプリ週間ランキングを発表しました。これに伴い、アプリの動向やその背後にある理由を詳しく分析していきます。
調査方法について
今調査は、App Storeの「トップ25」から上位40件を抽出し、午前10時から12時の間に集計したデータをもとに作成されました。対象となったのは「トップ有料」、「トップ無料」、「トップセールス」の各カテゴリです。このようなデータ整理により、アプリの人気動向を把握することが可能になります。
カテゴリ別の結果
無料アプリランキング
無料アプリ部門では、全体で65タイトルがランキングインしました。その中でも特に目を引いたのは、東北地方で発生した太平洋沖地震に関連したアプリの台頭です。地震による「計画停電」や「放射能漏れ事故」を受けて、関連情報を提供するアプリが多く利用されました。また、MTI社などが通常有料のアプリを期間限定で無料提供したことで、医療やナビゲーション関連のアプリが次々とランクインしてきました。さらに、地震後に重要性が再認識されたメディアアプリ、例えば「radiko」や「twitter」も名を連ねました。
有料アプリランキング
有料アプリにおいては、SQUARE ENIX社の「FINAL FANTASYⅢ」が新たにリリースされた影響で、同社の他の作品も軒並みランクインしました。特に「FINAL FANTASY」シリーズの販売促進によるタイムセールが有効に働きました。同じく5pb社の「メモリーズオフ6~T-wave~」は、売上金を義援金に充てるキャンペーンが話題を呼び、注目を浴びました。これにより、有料アプリ市場でも震災の影響が色濃く反映された結果となりました。
トップセールスランキング
トップセールス部門では、ゲームカテゴリが際立つ結果となり、TOP15の中で13アプリがゲーム関連でした。この強い人気は、ゲームがいかに多くのユーザーに支持されているかを示しています。さらに、週末に向けて「F1 2011 Timing App」や「JRA-VAN競馬App」がじわじわと順位を上げ、注目のサブジャンルとして浮かび上がってきます。また、3月29日にはサッカー日本代表とJリーグ選抜の試合があったことで、その翌日、「J鑑2011:Jリーグ選手名鑑」が長い歴史の中で初めてTOP40に食い込むという快挙もありました。
今後の展望
モバイルマーケティング・ジャパンでは、今後も定期的にアプリの動向を観察し、毎週月曜日に最新の情報をお届けする方針です。また、月初には前月のTOP15アプリの結果も提供する予定です。TOP15以外の詳細データにも興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先
興味のある方はぜひ、以下の連絡先にお問い合わせください。
- - 株式会社モバイルマーケティング・ジャパン
- - TEL:03-6802-7901
- - FAX:03-6802-7902
- - Email:[email protected]
担当者:土田、遠藤、丸山
最後に、iPhoneおよびApp StoreはApple Inc.の商標であり、使用にあたってはライセンスに基づいて行われています。