携帯キャリア利用実態
2024-12-09 14:21:47

2024年オリコン調査による携帯キャリアと格安ブランドの利用実態

2024年オリコン調査による携帯キャリアと格安ブランドの利用実態



2024年の自社調査に基づき、携帯キャリアとキャリア格安ブランドの利用実態が明らかになりました。調査データは計10,367名の実際の利用者から得られたもので、利用状況や乗り換え検討意向など多様な観点から分析されています。特に注目すべきは、5Gスマホの普及状況と料金プランに関する利用者の意見です。

1. 5Gスマホの利用状況


 調査によると、携帯キャリア利用者の83.7%が5Gスマホを利用しているのに対し、キャリア格安ブランドでは76.1%がこの最新技術を取り入れています。これにより、両者の競争はますます激化しています。

2. 利用中の料金プラン


 携帯キャリアを利用する者の49.1%がデータ使い放題プランを選択しており、その中で5Gに契約しているのは72.6%に達しています。対照的に、キャリア格安ブランド利用者においては、料金プランの自由度が低いことが指摘されています。

3. データ通信のつながりやすさ


 データ通信のつながりやすさに関する満足度も大切な要素です。5G料金プラン契約者は、一般のプラン契約者に比べて5.7ポイントの差で「つながりやすい」と感じています。このことから、5G契約者の間での高満足度が伺えます。

4. 乗り換え検討意向


 双方の利用者に乗り換え検討意向について聞いたところ、携帯キャリアでは16.6%、キャリア格安ブランドでは20.2%が乗り換えを考えていると答えました。

5. 乗り換えの理由


 乗り換えを検討している理由として、携帯キャリアの利用者は「毎月のデータ料金が高い」と感じていることが最も多く(47.4%)、一方、キャリア格安ブランドは「通信品質が不安定」という回答が27.3%を占めました。世代ごとの動向を見ても、Z世代とY世代は「ギガ容量不足」が目立ち、X世代以上は「データ料金の高さ」を主な理由としています。

6. 中古端末の利用状況


 最近のスマホ市場では、中古スマホに関する意識も変わってきています。携帯キャリア利用者のうち、新品ではなく中古品を利用しているのはわずか3.4%、キャリア格安ブランドでは6.4%です。ただし、今後の中古品購入意向はそれぞれ10.8%、17.5%にのぼります。

7. 中古購入の理由


 中古スマホを購入したい理由として「価格が安い」という意見が圧倒的に多く、携帯キャリアでは76.7%、キャリア格安ブランドでは82.0%がこの点を挙げています。逆に、「バッテリーの劣化が心配」との理由も共通して多く見られました。

まとめ


 この調査から、携帯キャリアとキャリア格安ブランドの利用実態が明らかになり、利用者の満足度や不満点が見えてきました。業界全体が進化を続ける中、今後の動向から目が離せません。


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会社情報

会社名
オリコン株式会社
住所
東京都港区六本木6-8-10STEP六本木
電話番号

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