写真で見る高ヶ坂石器時代遺跡の整備：町田の歴史を紐解くパネル展＆解説講座開催

写真で見る高ヶ坂石器時代遺跡の整備：町田の歴史を紐解くパネル展＆解説講座

東京都町田市にある高ヶ坂石器時代遺跡。その発掘と整備を写真で紹介するパネル展が、2024年12月11日(水)から16日(月)まで、芹ヶ谷ひだまり荘で開催されます。

このパネル展では、高ヶ坂石器時代遺跡の発掘から最新の整備状況までを、貴重な写真パネルを多数使用して分かりやすく解説。太古のロマンを感じさせる、先史時代の生活の一端を垣間見ることができる貴重な機会です。入場は無料で、午前9時～午後4時(12月15日は午後1時～4時)まで開場しています。

さらに、パネル展と連動して開催される「まち歴」第9回「『写真で見る高ヶ坂石器時代遺跡の整備』展示解説」講座も見逃せません。12月14日(土)に、芹ヶ谷ひだまり荘と八幡平遺跡を会場に、午前と午後の2回開催されます。定員は各回15名で、申込順での参加となります。生涯学習総務課の学芸員が講師を務め、パネル展の内容をさらに深く掘り下げた解説や、遺跡の魅力を分かりやすく伝えてくれます。参加費は無料です。

申込方法は、11月20日正午から12月12日までに、イベントダイヤル（TEL724-5656）またはイベシスコード241120Cへ。

町田の歴史と文化財

町田市には、約3万年前の旧石器時代から近代までの遺跡が約900ヶ所も存在します。中でも縄文時代の遺跡が多く、貴重な遺物が数多く出土しています。しかし近年、宅地開発などの影響で、歴史的な遺跡や建造物が失われつつある現状があります。

町田市は、これらの文化財を未来へ継承するため、1960年に町田市文化財保護条例を制定し、遺跡の保護、資料の収集・保存・展示、調査研究などに積極的に取り組んでいます。高ヶ坂石器時代遺跡は、そうした取り組みの一環として、丁寧に整備が進められている遺跡のひとつです。今回のパネル展と解説講座は、町田の歴史と文化を深く理解する絶好の機会と言えるでしょう。

町田市について

東京都南部に位置する町田市は、人口約43万人、都心へのアクセスも良好な街です。町田駅周辺には大型商業施設が立ち並び、活気あふれる商店街も魅力。一方、少し足を伸ばせば里山の風景や緑豊かな公園が広がり、自然も豊かに残されています。

都市の利便性と自然の豊かさの両方を兼ね備えた町田で、歴史に触れ、自然を満喫してみてはいかがでしょうか。

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