オンライン授業を支える新機器「Blastreams」が登場！パソコン不要で簡単配信

オンライン授業を変革する新たな配信機器「Blastreams」

最近の教育現場では、オンライン授業の必要性が高まり続けています。新型コロナウイルスの影響で、特にその対応が急務となった日本では、GIGAスクール構想が始動し、オンライン授業の普及が進んでいます。その中で、株式会社テイラーイノベーションズが発表したのが新しいライブ配信専用機器「Blastreams」です。これは、特に教育に特化した設計されており、カメラさえあればパソコンなしで高品質な配信ができる画期的な製品です。

「Blastreams」の特長

「Blastreams」は、簡単にオンライン授業を配信するためのオールインワン機器です。この専用機器には、HDMI/SDIの4K入力が標準装備されており、一般のビデオカメラやデジタルカメラを直接接続できます。これにより、従来の USB 接続のウェブカメラに依存することなく、高品質な映像を提供することが可能となります。教育現場はもちろん、イベントやセミナーなど多様な用途にも対応しています。

ネットワークに強い配信品質

オンライン授業にはビデオ会議アプリが一般的に使用されますが、ネットワークの安定性や配信品質が問題となることもあります。「Blastreams」を使用することで、ライブ配信時の品質はしっかりと担保できます。特に、黒板への板書や資料の共有を行う際、教師と生徒の双方がスムーズに情報を伝達できる環境が整います。さらに、配信と同時に別のアプリケーションを使用することもできるため、授業の形式をより柔軟に扱うことが可能です。

ハイブリッド型オンライン授業の実現

「Blastreams」を導入することで、オンライン授業は「Blastreams」が担当し、教員はプレゼンテーションアプリやビデオ会議アプリを利用しながら授業を進めることができます。このハイブリッド型の授業形式により、学生同士や教員との意見交換も活発に行えるようになり、より豊かな学びの場を提供します。

初心者でも使いやすいオープンソースツール

また、「Blastreams」にはオープンソースのライブ配信ツール「OBS Studio」が搭載されています。このツールは、初心者でも簡単に操作できることが特徴であり、多くの配信者に愛用されています。映像や音声を自在に操ることで、プロフェッショナルな仕上がりの配信が実現できます。

今後の展望

「Blastreams」は、2022年春に出荷を予定しており、11月17日より先行予約が開始されます。さらには、麻布リースでの機材レンタルサービスも計画されています。教育現場で必要とされるテクノロジーの進化により、教師や生徒の負担が軽減されることを期待しています。

テイラーイノベーションズは、教育ICTの進化を支援し、日本のモノづくりを世界に発信するべく、継続的に新しい価値を提供していくことを目指しています。