道路管理の革新
2025-09-10 11:25:59

ミライト・ワングループ、狭山市の道路インフラ管理を革新する新体制を発表

ミライト・ワングループが狭山市の道路インフラ管理を革新



東京都江東区に本社を置く株式会社ミライト・ワンは、埼玉県狭山市と共同で、道路インフラ管理の全面的な業務を受託しました。この新たなプロジェクトでは、同社とグループ会社の西武建設株式会社、国際航業株式会社の3社が連携し、2025年4月から「狭山市道路施設等包括的民間管理業務」を開始します。

このプロジェクトの核となるのは、狭山市が管理する市道や道路橋、街路樹など、約4,539路線にわたる豊富なインフラを対象とした包括管理業務です。これまで狭山市の職員は市民からの道路に関する苦情や要望を個別に対応し、現場確認や補修の記録を作成する手間を強いられていましたが、この新体制により、業務の効率化が図られます。

最新技術の導入による効率化



国際航業の「道路施設管理システム(Genavis Tao-Asset)」を導入することで、コールセンターによる24時間365日の対応が可能となります。また、帳票の自動作成機能により、業務の迅速化と市民サービスの向上が期待されています。さらに、苦情や要望の地点を地図上で可視化し、一元管理することで、リアルタイムに情報共有ができ、迅速な対応が実現されます。

中でも、「Draw-AI」という最新技術を活用し、AIの力で道路補修が必要な場所を自動検出します。これにより、目視確認のためにかかっていた作業員の負担を軽減し、より効率的な業務運営が可能になります。

各社の強みを融合



この新たな取り組みでは、各社の専門性を最大限に生かします。ミライト・ワンは通信インフラ構築の実績を活かし、西武建設は地域に根ざした開発経験をもとに、狭山市の道路管理業務全体を運営統括します。この協力体制により、高品質で効率的な道路管理が実現し、持続可能で強靭な社会インフラ構築に貢献します。

社会貢献への取り組み



ミライト・ワングループは、今回の受託を通じて狭山市の効率的かつ計画的な道路維持管理を実現し、道路施設の長寿命化や市民の安全で安心な道路環境確保に貢献します。将来的には、地域全体の社会インフラにおける課題解決にも寄与することを目指しています。

会社紹介


  • - 株式会社ミライト・ワン:創業から約80年の歴史を持ち、通信やエネルギー、交通分野を含む多岐にわたるインフラを守り続けています。
  • - 西武建設株式会社:2022年にミライト・ワングループの一員となり、総合建設業として地域への貢献を目指しています。
  • - 国際航業株式会社:地理空間情報システムや防災、インフラ整備などの分野で70年以上の経験を有し、持続可能な社会基盤の構築に取り組んでいます。


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会社情報

会社名
株式会社ミライト・ワン
住所
東京都江東区豊洲5-6-36
電話番号
03-6807-3111

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