人生後半の生き方大学 開校
昨今、人生100年時代を迎える中、40代や50代の女性たちが自身の後半生をどのように生きるべきか考える場所として、『人生後半の生き方大学』が5月10日に開校しました。このオンラインコミュニティの目的は、生き方や働き方の充実を目指し、特に子育てや家庭の役割に追われていた世代の女性たちに、新たなキャリアの選択肢と自己理解を深める機会を提供することです。
人生の新たなステージへ
私たちが直面する現在の社会では、多くの女性が「このままでいいのだろうか」と感じたり、次のステップを踏み出す悩みを抱えたりしています。家庭や子育ての中心にいることで、自己のキャリア形成に向ける時間が制約されがちな彼女たちですが、当プログラムでは、自分自身を見つめ直し、多面的なキャリアを実現する方法を考慮します。
日本政府も推奨しているように、「40歳を目途にキャリアの棚卸し」を行うことは大切なステップであり、人生の新たな方向性を見つけられる可能性があります。特に介護や子育てから一段落した後、その先の人生をどう生きるのかを考えることが求められています。
大学の内容と特色
『人生後半の生き方大学』では、参加者が持続的に成長できる環境を整えるために、5つの柱を用いて学びを提供しています。
1.
人生観: エンディングノートを用いて、大切にしたい人や物事についてしっかりと整理します。
2.
セルフコーチング: さまざまなワークを通じて、自己理解を深め、将来のビジョンを描きます。
3.
キャリア形成: 自身の価値観に基づいて、望む方向性でのセカンドキャリアを設計します。
4.
傾聴力: 良き聴き手になるためのコミュニケーションスキルを磨きます。
5.
ごきげん力: 他者に振り回されず、自らを満たすための心の栄養管理を実践します。
この大学は、単に就業機会を提供するだけでなく、自己実現ややりがいを感じられる場として、大切な仲間との出会いも提供します。1年を通じて挑戦を重ね、年度末には活動発表を行う機会も用意されています。
参加者の声
以前、前身の「おとなカレッジ」に参加された方々からは、「人生を振り返る良い機会になった」「活動の道が開けた」といったポジティブな感想が寄せられています。自らの趣味や特技を活かし、更なる成長を目指す姿勢が、多くの参加者に新たなインスピレーションを与えています。
代表の田中優美子は、「人生の終わりからどう生きるかを考え、次の世代に希望を与えられる人を増やすことが目標です。誰もが挑戦できる環境を整えたい」と語ります。これからも女性たちが充実した人生を送るための助けとなる活動を続けていきます。
募集概要
名 称: 『人生後半の生き方大学』
年2回募集(春学期4月、秋学期10月)
方法: オンライン(対面企画もあり)
日 程: 月1回(ワークショップ、動画教材配信、交流会)
費 用: 年会費33,000円(税込、エンディングノート1冊とワークショップ代込)
講 師: 国家資格キャリアコンサルタント 田中優美子他
詳細は
公式サイトをご覧ください。
この場所で自己発見をし、未来への道を切り開いてみませんか?