和歌山市で高齢者を守る！防火推進週間の取り組み

高齢者等防火推進週間

和歌山市では、年に一度、高齢者の安全を確保するため「高齢者等防火推進週間」が設けられています。この取り組みは、毎年敬老の日を含む1週間にわたり、火災に対する意識を高め、かつ実際の火災時における対応力を向上させるための訓練や広報活動を行うものです。

令和7年度の実施期間

今年度は、令和7年9月14日から9月20日までの1週間の期間に行われます。この特設週間を通じて、高齢者福祉施設などにおける火災防止を目指し、地域全体での防火活動が促進されます。

高齢者と火災のリスク

高齢者は、火災が発生した際に避難が困難であったり、火の気づかいが遅れたりする傾向があります。このため、事前の障害リスクを理解し、平常時に備えをしておくことが非常に重要です。特に高齢者福祉施設においては、火災の発生が多数の犠牲者を生む可能性が高まります。

防炎品の役割

火災を予防する手段の一つとして、防炎品の使用が推奨されています。防炎とは、「燃えにくい」特性を持つ物品を指し、例えば、カーテンやじゅうたんなど生活の中にあるアイテムがこの特性を持つと、火の接触があってもすぐに燃え広がることはありません。こうした物品は、消防法の基準をクリアしている必要があります。また、防炎性能の高い製品は日本防炎協会により認可されています。