静岡で外来種啓発イベント第2回開催決定
静岡市葵区にある水族館「スマートアクアリウム静岡」では、外来種問題に関する理解を深めるためのイベント「釣って考える外来魚問題」の第2回が2025年10月19日に開催されることが決まりました。前回の好評を受けての再開催であり、静岡の自然環境を考える貴重な機会となっています。
このイベントでは、参加者が葵船を利用して、静岡市内の河川に生息する外来種ブルーギルを実際に釣って調査します。ブルーギルは本来北米に生息している魚で、日本の在来魚種に多大な影響を与えるため、「特定外来生物」としての指定されています。特に駿府城公園の二の丸堀では、手軽に確認することができるため、実践的な学習環境として最適です。
イベントの流れ
まずはスマートアクアリウム静岡にて、外来種問題に対する理解を深めるためのレクチャーが行われます。この授業では、外来種の生態やその影響に関する知識をしっかり学びます。その後、葵船に乗って実際に釣りを体験し、ブルーギルを釣り上げます。さらに、釣り上げたブルーギルについては解剖を行い、彼らの食性を観察することで、環境への影響をより深く理解することができます。
釣り上げた魚は、駆除後に駿府城公園の肥料として活用され、循環型社会の一定の実践にも寄与します。入門編として非常に教育的な価値のあるイベントであり、小学生向けに設定されていますが、保護者の参加も歓迎されます。
イベント概要
- - 開催日: 2025年10月19日(日) 14:00~
(雨天の場合は26日へ延期)
- - 場所: スマートアクアリウム静岡、そして葵船
- - 募集人数: 25名(先着順、小学3年生~6年生対象)
- - 参加費: 5000円(税込、入館料込)
- - 持ち物: 動きやすい服装、タオル、飲み物
事前申込は、2025年9月13日から公式HPにて受付が開始されます。参加を希望する方は、ぜひ申し込みをお忘れなく。
このイベントは、環境問題を考える良い機会であり、次世代を担う子供たちが環境への関心を持つきっかけとなることが期待されます。興味のある方は、奮ってご参加ください!