12月11日、株式会社ソディックに所属する相撲部の選手たちが加賀市の宮元陸市長を訪れ、今年の競技成績を報告し、来年の目標について意気込みを語りました。訪問には三輪隼斗選手(主将)、池田俊選手、土井敢太選手が参加。
ソディック相撲部は、今年9月に開催された「第66回全日本実業団相撲選手権大会」で団体一部優勝を果たし、さらに、池田選手は12月に行われた「天皇杯 第73回全日本相撲選手権大会」で連覇を達成。これにより、彼は2大会連続で「アマチュア横綱」の称号を獲得しました。市長との交流の中で、選手たちは自らの成果を改めて振り返りつつ、さらなる飛躍への意気込みを口にしました。
宮元市長は、「加賀市に素晴らしい選手たちがいることを嬉しく思います。今年の成果を市民にも広く知らしめたい」と述べ、選手たちの今後の活躍に大きな期待を寄せました。また、市長は選手たちが地域の子どもたちに夢を与える存在になってほしいと願っていることも強調しました。
選手たちの抱負も印象的です。三輪隼斗選手は、「世界相撲選手権大会での成功を目指し、連覇を狙います。チームとしても全日本実業団相撲選手権大会での連覇を目指したい」と意欲を示しました。また、池田俊選手は、「今年の成果は嬉しいですが、来年はさらなる連覇を目指します」と力強く語り、土井敢太選手も来年の個人戦での上位入賞を誓いました。
ソディック相撲部は2019年に創部され、良き企業人の育成を目的に活動しています。部員たちは業務と競技を両立させながら、さまざまな大会でタイトルを獲得してきました。
最近の主な成績として、団体戦では「第51回西日本実業団相撲選手権大会」団体一部優勝や「第66回全日本実業団相撲選手権大会」団体一部優勝といった成果を収めています。個人戦においても、三輪選手はシニア男子軽重量級での優勝や、池田選手は無差別級での優勝を果たし、土井選手もチームの一員として貢献しています。
さらに、この相撲部は地域貢献活動にも積極的に取り組んでおり、地元の相撲教室で指導を行うなど、相撲の普及・発展にも寄与しています。
来年に向けて、選手たちが掲げた目標が見事に達成されることを期待する声が高まる中、加賀市は彼らの活躍を全力でサポートし続けることでしょう。