RPAロボパットDXが新たなマイルストーンを達成
株式会社FCEが展開する「RPAロボパットDX」は、2025年8月7日時点で導入ライセンス数が4,000を超えたことを発表しました。この数字は、導入企業数が1,700社を超え、新規導入や既存顧客の社内展開の拡大によって、着実な成長を見せています。
この成功の背景には、同社が独自に提供する人材育成施策があり、これによりRPAツールの利用率が高まっています。ユーザーは社員自身が業務自動化を実現できる環境が整いつつあり、これが「現場で活用され続けるRPA」としての地位を確立する要因となっています。
RPAロボパットDXの利用状況
RPAロボパットDXは、単なる導入数の増加にとどまらず、企業内での使用頻度も増している点が特徴です。特に、IT部門だけでなく営業や事務職の従業員も積極的に活用しているため、幅広い業種での受け入れが進んでいます。このような多様な利用が、新たなビジネスチャンスを生む原動力になっています。
人材育成プログラムの重要性
特に注目すべきは、「ロボパットマスター認定プログラム」の存在です。2025年5月には、このプログラムの累計認定者数が3,000人を突破しました。このプログラムでは、ツールの操作方法だけでなく、業務の棚卸しや改善点を体系的に学ぶことができ、受講者は自社の課題に即した実践的なスキルを身につけることが可能です。
高い継続率を維持することに寄与しているこの支援体制は、顧客の満足度向上やARPUの改善にもつながっています。
AI技術の導入でさらなる進化へ
「RPAロボパットDX」は、今後生成AI技術を利用した「AIオプション機能」の段階的なリリースを計画しています。最初の機能となる「AI文字入力アシスト」や「AI作成アシスト」により、自動化の対象がこれまで以上に広がる期待が高まっています。これにより、既存顧客へのアップセルの機会や新規顧客の獲得が見込まれています。
記念イベントの開催
4,000ライセンス突破および3,000人の認定者の誕生を祝うため、FCEは「RPA Robo-Pat公式LINEスタンプ」の制作を開始しました。このスタンプは、現場でRPAを推進するユーザーへの感謝の意を込めたデザインになる予定です。
公開予定は今秋で、詳細については後日発表されます。
RPAロボパットDXとは
RPAロボパットDXは、プログラミングの知識を持たない社員でも、業務の自動化を簡単に実現できるツールです。最近のランキングでは、7300以上の製品の中で第1位に輝くなど、そのユーザー満足度の高さが証明されています。
新たな機能やプログラムを通じて、RPAロボパットDXの進化が期待される中、FCEは今後も人的資本の最大化とDX推進に力を入れていくことでしょう。