CS放送「衛星劇場」では、8月1日から8月18日にかけて、「終戦79年映画に見る戦後の日本」と題し、戦後を舞台にした映画を特集放送いたします。
今回の特集では、戦後間もない混乱期から高度経済成長期、そして現代に至るまでの日本の社会や人々の暮らしを、さまざまな角度から描いた名作映画9作品を厳選しました。
戦争の爪痕が残る中で懸命に生きる人々の姿、戦後の混乱期における社会の再生、高度経済成長期の活気と矛盾、そして現代社会における価値観の変化など、戦後日本の歴史と社会を、映画を通して深く理解することができます。
注目作品は、浅田美代子主演の「あした輝く」です。戦時中の満州から戦後の日本を舞台に、清らかに強くひとつの愛を貫いた女性の半生を描いた物語は、戦後日本の女性たちの生き様を象徴する作品として、現代においても多くの共感を呼ぶでしょう。
また、吉永小百合と渡哲也の共演作「愛と死の記録」は、原爆症の青年とひたむきな愛を捧げる乙女の純粋な愛情を描いた感動作。戦争の悲惨さを描きながらも、希望と愛を訴えかける作品は、世代を超えて多くの人々に感動を与え続けるでしょう。
さらに、ドキュメンタリー映画「広島・長崎における原子爆弾の影響」は、かつて“幻の原爆映画”と呼ばれていた作品で、今回は完全版としてテレビ初放送となります。戦後79年を経てもなお、原爆の被害と平和の大切さを訴えかける、重要な作品です。
この特集では、戦後日本の歴史と社会を、さまざまな角度から理解できる貴重な機会となります。ぜひ、この機会に名作映画を鑑賞し、戦後日本の姿を深く考えてみてください。
特集ラインナップ
あした輝く (1974年) [放送日] 8月1日(木)午前8:30~他
亡命記 (1955年) [放送日] 8月2日(金)午前8:30~他
愛と死の記録 (1966年) [放送日] 8月2日(金)午後7:30~他
広島・長崎における原子爆弾の影響[完全版] (1946年) [放送日] 8月6日(火)午前10:30~他
海はふりむかない (1969年) [放送日] 8月8日(木)午前8:30~他
長﨑の歌は忘れじ (1952年) [放送日] 8月9日(金)午前8:30~他
肉体の門 (1964年) [放送日] 8月10日(土)午前11:00~他
銀心中 (1956年) [放送日] 8月14日(水)午後0:00~他
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不毛地帯 (1976年) [放送日] 8月18日(日)午前10:45~他
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