株式会社タマディック、健康経営を推進する新たな取り組みを発表
株式会社タマディック(本社:東京都新宿区、愛知県名古屋市)は、2024年10月29日から31日の間、札幌コンベンションセンターで開催される『第83回日本公衆衛生学会総会』において、同社がこれまで取り組んできた健康増進施策「健康チャレンジ」の成果を発表します。目標達成の祝金を導入することで、社員の健康データが改善したという注目の内容です。
健康経営を実現するための宣言
タマディックは、2017年に「健康宣言」を制定し、会社全体で健康経営を推進しています。その結果、経済産業省と日本健康会議が選ぶ「健康経営優良法人2024」中小規模法人部門で3年連続して「ブライト500」に認定されました。この取り組みは、社員一人ひとりの健康保持や増進を目指すもので、職場環境を改善し、働きがいのある職場の実現に力を入れています。
インセンティブを用いた健康チャレンジ
特に注目を浴びるのが、2021年度からスタートした「健康チャレンジ(健チャレ)」です。このプログラムでは、社員が自身の健康状態を改善するための活動に参加し、その成果に応じてインセンティブが支給されます。例えば、体重を100グラム減らすことで100円、腹囲を1センチ減少させるごとに1,000円が支給される仕組みや、定期健診での判定結果をもとにした各種コースを設けており、社員は自らの目標に合わせてプログラムに参加しています。
健康診断データの変化
今回の学会では、2020年度から2023年度における健康診断データの比較が行われ、インセンティブを用いた施策が社員の健康状態にポジティブな影響を与えたことが示される予定です。特に、施策への参加率が高まることで、定期健康診断の総合判定や肥満率が改善されたことが確認されています。これは、目標を達成したかどうかに関わらず、参加者がモチベーションを維持しつつ生活習慣を見直すきっかけとなったことの表れと考えられています。
今後の展望
今後もタマディックは健康経営の実践を続け、ワークライフバランスの推進やダイバーシティに対応することで、社員のモチベーションを高めていく方針です。これにより、技術力と人材力を両立させながら、魅力的な技術サービスを提供し続けることを目指しています。さらに、働きがいのあるオフィス環境を整備し、社員一人ひとりが心身ともに健康で充実した生活を送れるようサポートしていきます。
快適なオフィスの実現に向けて
タマディックが2019年に竣工した名古屋ビルは、著名な建築家・坂 茂氏によって設計された木質免震構造のオフィスです。このオフィスでは、仕事環境の改善や社員どうしのコミュニケーション促進が図られ、さらにフィンランド式サウナの導入なども行われており、社員の健康促進に寄与しています。健康経営を実現するため、さまざまな取り組みを通して働きやすい職場を築いている点が特徴となっています。
タマディックの「健康チャレンジ」とその結果が示すように、社員の健康を企業全体で支える取り組みが進化を遂げています。今後もその活動から目が離せません。