神津善之介 絵画展 在スペイン25年の軌跡 〜Paso a Paso〜
スペイン大使館の主催により、画家神津善之介の個展が開催されます。この展覧会は、彼がスペインに渡ってからの25年の軌跡を辿り、その成果を祝うものです。会期は2017年10月4日から21日までで、特に10月8日、12日、15日は休館となります。
開催概要
- - 会場: スペイン大使館 B1F 展示室 (東京都港区六本木1丁目3−29)
- - 時間: 平日 10:00〜17:00(土曜日は10:00〜13:00)
- - 入場料: 無料
神津善之介は1972年に東京で生まれました。彼は2017年の個展を記念して、1992年にマヨルカ島に渡り、有名な画家から技術を学びました。97年に画家としてデビューし、今年で活動20周年を迎えます。現在はマドリードを拠点に活躍しており、スペインでの生活は25年に達しました。この個展は、彼の画業の進化と、スペインでの生活から受けた影響を展示する貴重な機会です。
展覧会では、神津が表現する「光と影」が描かれた数々の作品が並びます。彼の作品は、17世紀から18世紀の技法に基づいており、現代の絵画思想を融合させています。神津の繊細かつ緻密な筆致は、スペインの風景を生き生きと描写し、東京に居ながらにしてスペインの文化に触れる体験を提供します。
特別な意味を持つ展覧会
この個展は、2018年の日本とスペインの外交樹立150周年に向けた一環として位置付けられています。神津の作品を通じて、日本とスペインの友好関係を深めることを目指しており、彼の25年の歩みがこのイベントの大きなテーマとなっています。
神津は自らが描く風景画について、現在の世界情勢や日本が置かれている状況へのメッセージを込めていると話します。彼の作品は、希望や安らぎを求める現代の人々に対して、穏やかな癒しを提供することを願っています。「Less is More」という静物画シリーズでは、情報過多の中で本当に大切なものとは何かを問いかけています。
この機会に神津善之介の作品に触れることで、彼の視点から見たスペインの風景や、生きる力を感じることができるでしょう。マスコミ関係者を対象にしたプレスプレビューもあり、会期前の特別な機会となります。ぜひ多くの方々にご参加いただきたいと思います。
お問い合わせ
展覧会に関する詳細は、有限会社クレセントワークスまで。
この特別展は、通常入ることのできない大使館内での開催なので、実際に作品を目の前にする貴重なチャンスです。日本とスペインの架け橋としての役割が期待されるこのイベント、ぜひ多くの方に足を運んでいただきたいと思います。