高校生の未来を築く「Future Life Design Lab」
2024年11月23日(土)からのスタートを予定している「Future Life Design Lab」は、若者の未来を考えるための画期的なプログラムです。主に高校生を対象にしており、参加費はなんと無料。興味深いのは、企画の背景には、子どもたちの職業体験を提供する「キッザニア」という施設が関与している点です。KCJ GROUP株式会社が柱となり、東京大学や大阪公立大学の専門家たちが協力して作り上げています。
本プログラムは、一般財団法人三菱みらい育成財団の助成を受けており、社交性を高め、将来の選択肢を広げるための教育活動をサポートすることが目指されています。
プログラムの特徴
「Future Life Design Lab」は、参加者が未来の自分を考え、社会との関わりを模索することを重要視しています。プログラムは二つのステップで構成されており、それぞれ4日間のワークショップで実施されます。
STEP 1: 未来の自分像を創る
このステップでは、11月23日から始まり、12月21日まで続きます。初日は東京大学で行われ、様々なゲスト講師による講義やグループワークを通じて、参加者は自分の興味や好きを反映した自己像を形成します。その後、キッザニアでのフィールドワークを通じて、自分が興味を持つ職業を体験する機会があります。
STEP 2: 社会と自分の未来を描く
次のステップは、2025年1月26日から始まります。このワークショップでは、STEP 1での学びを踏まえて、未来社会における自分の役割を考え、創造的な表現を行うことが求められます。
学びの場と対象
参加資格は、高校生であることが求められ、各ステップは定員が設けられています。応募は10月17日から始まり、早めの申し込みが推奨されます。メイン会場は東京大学で、フィールドワークはキッザニア東京やKDDI DIGITAL GATEで行われます。
期待される成果
このプログラムは、子どもたちに社会との接点を持たせることで、彼らが能動的に未来を切り開く力を育むことが期待されています。将来への不安を抱える若者たちにとって、参加後の「自分の未来を考える」時間は貴重な経験となるでしょう。
さらに、自己の興味を探求し、社会のニーズを理解することで、進路選択やキャリア形成に役立つスキルも養われることが期待されています。コスモポリタンキャンパスという取り組みの一環として実施されるこのプログラムを通じて、次世代のリーダーを育成する一助となることを願っています。
まとめ
「Future Life Design Lab」は、ただの職業体験を超えた、自己を見つめ直す機会を提供します。将来を見据えた一歩を踏み出すための大きなチャンスとなるこのプログラムへ、明るい未来に向かって進む高校生たちの登場を期待しましょう。