日本のヒップホップシーンにおいて、注目のクルー「MaisonDe」に所属するラッパーTaiyohが魅力的な新曲「STFU」をリリースしました。これは、タイの新進ラッパーNTC Youngwerkkとのコラボレーション作品で、Island State / bpm plus asiaからの発表となります。
「STFU」のリリース日は2024年8月7日で、真夜中の12時に公開されます。楽曲はTaiyohとNTC Youngwerkkの2人のアーティストが各自の音楽スタイルを融合させたもので、彼らの成功を追求する姿勢と、努力の大切さを歌い上げています。特に、曲の中では困難や否定的な意見に対抗しながら、目標を達成するというメッセージが強調されています。
Taiyohは、姫路を拠点に活動するHIPHOPクルー「MaisonDe」の一員です。彼の音楽スタイルは、ヒップホップカルチャーへの深い愛情と、自身の経験を反映した歌詞に特徴付けられています。過去には、Puneやlj.との共演曲「NIKE DRIP」や「Prologue」などが注目を集めてきました。Taiyohは、Apple MusicやSpotifyといったプラットフォームでその作品が評価され、急速に日本のヒップホップシーンでの存在感を増してきています。
一方、NTC Youngwerkkはタイの新進トラップ・ヒップホップアーティストとして急成長している存在です。彼の音楽はエネルギッシュなビートとダイナミックなリズム、そして強烈なリリックが特徴的です。DABOYWAYやTwopee Southsideといった有名ラッパーとのコラボも果たしており、彼の楽曲「Goat」はYouTubeで190万回以上再生されるなど、注目を集めています。
「STFU」のトラックは、Taiyohの深みのある歌詞とNTC Youngwerkkのダイナミックな表現が見事に融合しています。両者のユニークなスタイルとエネルギーは、全体のトラックに流れ込んでおり、視聴者を引き込む魅力を創出しています。さらに、このコラボレーションは、日本とタイという異なる文化的背景が絡み合うことで、東アジアの音楽スタイルとコンテンポラリーなリズムの新しい形を生み出しています。このような国際的な融合は楽曲を単に豊かにするだけでなく、深いメッセージ性をも与えています。
ジャケット写真もまた重要な要素となっており、消費者のアイデンティティやブランドの影響力、さらには環境問題についての意識を喚起する内容が盛り込まれています。プラスチックバッグや洋服、リサイクルマークがあしらわれており、楽曲のテーマと視覚的なメッセージが一体となっています。
リリース当日の21時には、YouTubeのbpm plus asiaチャンネルで「STFU feat. NTC Youngwerkk」のリリックビデオも公開される予定です。この楽曲がリスナーにどのような影響を与え、文化的な結束の重要性を思い出させるかという点にも期待が膨らみます。TaiyohとNTC Youngwerkkのコラボレーションは、今後日本とアジアの音楽シーンにおける架け橋となるでしょう。