「中国語映画を、より多くより早く」をスローガンに掲げる「電影祭」は、2022年から開催されている中華映画特集上映イベントです。本国で話題になった作品をいち早く観ることができることから、中華映画ファンを中心に高い人気を集めています。
今回、グランドシネマサンシャイン池袋では開業5周年記念特集上映「5!5!5!5!Go!!!!!」の一環として、「電影祭」限定企画が開催されます。近年の世界アニメ市場で「最高峰クオリティ」と称賛される中国アニメを、7月12日(金)から18日(木)までの1週間、日替わり上映します。
上映作品は、日本でも大ヒットした『羅小黒戦記 ロシャオヘイセンキ』(日本語字幕版)を含め、計4作品。
『羅小黒戦記 ロシャオヘイセンキ』は、妖精と人間が共存する世界を舞台に、猫の妖精・羅小黒(ロシャオヘイ)が旅をしながら人間社会を理解していく姿を描いた中国製の劇場アニメです。2019年に日本で字幕版が公開されると、映画ファンやアニメファンの間で口コミが広がり異例の大ヒットを記録しました。その後、2020年11月には人気声優陣による日本語吹き替え版「羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来」として全国公開されました。
今回の「電影祭」では、約2年ぶりの劇場上映となる『羅小黒戦記 ロシャオヘイセンキ』(字幕版)に加え、話題の中国アニメ3作品を上映します。
『雄獅少年/ライオン少年』(吹替版/字幕版)は、中国の伝統芸能である獅子舞の演者を夢見る少年たちの姿を描いた長編アニメーションです。2022年に「雄獅少年 少年とそらに舞う獅子」の邦題で字幕版が公開され好評を博し、2023年5月には日本語吹き替え版が制作され全国公開されました。
『マスターオブスキル -For the GLORY-』(吹替版)は、オンラインゲームのプロゲーマーやeスポーツを題材にした中国のメディアミックスコンテンツ「マスターオブスキル」の劇場版アニメです。2022年に「マスターオブスキル 栄耀のために」の邦題で字幕版が公開され、2023年には中村悠一ら人気声優陣による日本語吹き替え版で公開されました。
『新封神演義・楊せん(ようせん)』(字幕版)は、中国の古典小説「封神演義」に登場する楊せんを主人公に描いた長編アニメーションです。「ナタ転生」に続き、「封神演義」の登場人物を新解釈のオリジナルストーリーで描いた「新封神演義」アニメ映画シリーズの第2弾です。
これらの話題作を、この機会にぜひ劇場でご覧ください。