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再生可能エネルギー100％導入で環境負荷低減！日本システムケア、CO2排出量15.6％削減を実現

日本システムケア株式会社は、全国12拠点の電力供給を再生可能エネルギー100％に転換しました。これにより、同社の主力事業であるリユースパソコン事業における温室効果ガス排出量を年間15.6％削減することに成功しました。

同社は、不要になったパソコンなどのIT資産を回収・再生する事業を展開しています。従来、これらの作業には多大な電力が消費されていましたが、再生可能エネルギーへの転換によって、その電力をすべて再生可能エネルギー由来のものに置き換えることができました。

具体的には、千葉県山武郡芝山町の「リエネ芝山ゴルフ倶楽部太陽光発電所」から電力を調達。これにより、データ消去、機能検査、クリーニング、梱包など、リユースパソコン製造工程における電力使用が完全にクリーンエネルギー化されました。その結果、1台あたりのCO2排出量はわずか2.47kg-CO2eqにまで削減できる見込みです。

2023年3月期における同社の年間消費電力量は309,894kWhでしたが、再生可能エネルギーへの転換によって、年間157.5t-CO2eqの削減効果が見込まれます。これは、スギの木約17,896本が1年間に吸収するCO2量に相当します。

この取り組みは、同社が2023年3月に設立した環境イノベーション推進室によるものです。同社は、IT資産のリユース・リサイクル事業を通じて、環境保全への貢献だけでなく、お客様の環境循環への取り組みを後押しする存在を目指しています。

環境配慮への取り組みを加速

日本システムケア株式会社は、創業以来、環境コンプライアンスを重視したITADサービスを提供しています。同社は、IT機器のリユース・リサイクルを通じて循環型社会の実現に貢献することを企業理念として掲げており、今回の再生可能エネルギー導入はその一環です。

同社が提供するLCMサービス（Life Cycle Management）は、不要となったIT資産を再評価し、選別処理、買取、厳格な品質管理とクリーンアップ作業を経て、リユースパソコンとして生まれ変わらせるサービスです。このサービスを通じて、廃棄物削減と資源循環に貢献しています。

今回の再生可能エネルギーへの転換は、同社の環境配慮への取り組みをさらに加速させるものとなるでしょう。今後も、持続可能な社会の実現に向けて、積極的に環境保護活動に取り組んでいくと見られています。

企業情報

企業名: 日本システムケア株式会社

代表者: 代表取締役会長 家近 茂

本社所在地: 東京都品川区東品川2-3-12 シーフォートスクエアビル7階

創業: 1989年12月

従業員数: 102名（2023年10月31日現在）

事業内容:

使用済みIT資産買取り・リユース・リサイクル
IT資産の導入、保守、管理の一括サービス（LCMサービス）
各種IT機器のデータ消去
各種IT機器のキッティングサービス

日本システムケア株式会社は、今後も環境保全に配慮した事業運営を行い、持続可能な社会の実現に貢献していくことが期待されます。

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