『神曲 修羅六道』再演
2022-09-25 09:40:37

武道と伝統芸能が融合する舞台『神曲 修羅六道』再上演決定!

武道と伝統芸能の融合、舞台『神曲 修羅六道』再演



武道と伝統芸能が見事に融合した舞台作品『神曲 修羅六道』が、11月5日にIHIステージアラウンド東京で再演されます。武楽を代表する源光士郎が製作総指揮・脚本・主演を務める本作は、ダンテの『神曲』を基にした物語で、武士の美学や生き様を描き出します。

概要


『神曲 修羅六道』は、ダンテ没後700年を記念して制作された舞台で、前回の公演は観世能楽堂でのワールドプレミアであり、絶賛を博しました。今回はIHIステージアラウンド東京という360度回転する劇場での公演となり、最新技術と伝統芸能が融合した新しい形の舞台体験を提供します。主役を務める源光士郎は、シテ役を五役すべて異なる能装束と武具で踊りあげ、作品のテーマである「武の美」を体現します。

特に注目すべきは、映画『MINAMATA』でジョニー・デップと共演した美波がベアトリーチェ役として出演することです。美波は国際的にも名を馳せており、彼女の参加が舞台に新しい色を加えることでしょう。ダンテ役には南圭介が再度起用され、さらに元HKT48の田島芽瑠が神功皇后役で再出場します。

ストーリーの魅力


舞台のストーリーは、ダンテが恋人ベアトリーチェの死を受け入れられず、修羅道を旅する中で様々な武士たちと出会う形で展開されます。彼の成長とともに、武士の名誉や死生観に対する理解が深まっていく様子が描かれています。この悩みの深い旅を通じて、観客は「武の美」や武士文化についても深く感じ取ることができるでしょう。

先端テクノロジーとのコラボ


演出は、VR能『攻殻機動隊』などで知られる奥秀太郎が担当し、映像表現については明治大学教授の福地健太郎が関与しています。これにより、舞台は単なる観劇ではなく、感覚を刺激する新たなエンターテイメントとしての側面を持つことになります。

また、舞台では特別に開発された「AI共存芸術」が取り入れられています。これは源光士郎が手がけた試みで、現実世界とデジタル空間を行き来する新しい芸術形態として注目されています。

チケット情報


公演は11月5日の夜7時からIHIステージアラウンド東京で行われ、チケットは現在販売中です。SS席は17,800円、S席は9,800円、A席は5,000円と、観る人のニーズに合わせた価格設定がされています。予約はカンフェティなどで簡単に行なうことができ、多くの人にこの革新的な舞台を体験してほしいと願います。

このように『神曲 修羅六道』は、武道と伝統芸能を通じて新たな文化体験を提供する舞台であり、見逃す手はありません。武楽の新たなる試みに、ぜひご期待ください。

会社情報

会社名
武楽座
住所
東京都新宿区上落合1丁目20番3号-101
電話番号
03-4361-7778

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