VTuberとふるさと納税を楽しむ新たなプロジェクト、宮崎・新富町の挑戦

宮崎・新富町がVTuberと連携

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構は、宮崎県新富町の認知度向上を目指して、VTuberと連携した新たなふるさと納税プロジェクトを発表しました。この取り組みは、特に若年層をターゲットにしたもので、寄附額の増加を狙っています。

プロジェクトの概要

このプロジェクトでは、人気のVTuberが新富町を訪問し、町の特産品や魅力を紹介するPR動画が制作されます。動画は全3本で、YouTubeや特設ページ、リアルイベントで放映される予定です。また、VTuberとのコラボ商品も展開される予定で、アクリルスタンドやステッカーといったファングッズが制作されます。

さらに、VTuberたちがライブコマースを利用し、ふるさと納税イベントの告知や返礼品の紹介を行うことも計画されています。具体的には、イベントの前後にわたって振り返りや新たな寄附の促進が行われる予定です。

継続的な応援につなげる施策

新富町は一過性でない継続的な地域応援を目指しています。その一環として、寄附額に応じた「ストレッチゴール企画」を取り入れており、寄附総額が増えることで、デジタル壁紙や限定動画などの特典がファンに提供される仕掛けが用意されています。これはファンにとっても楽しみとなることでしょう。

プロジェクトの影響

このプロジェクトは、VTuberファン層へのアプローチにより寄附額向上が期待されています。SNSや動画コンテンツを通じて、新富町の知名度を全国に広め、特に「聖地巡礼」をするファンが増えることも予想されています。また、UGC（ユーザー生成コンテンツ）の増加や継続的な寄附による地域へのつながりの形成が期待されます。

代表理事のコメント

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構の代表理事、岡本啓二氏は「今回のプロジェクトは、ふるさと納税を通じて町を応援してくださる新しい層との出会いを作る挑戦です。VTuberと一緒に新富町の魅力を全国に届け、町を愛してくださる仲間を増やしていきたい」と述べています。

持続可能な地域づくりへ

新富町は2017年に設立され、地域商社としての役割を果たしています。「世界一チャレンジしやすいまち」として、農産物のブランディングや商品開発に努めています。今年度までに累計100億円以上の寄附を達成しており、地域の発展と人材育成に寄与しています。これからも新富町のさらなる成長と発展が期待されます。

公式ウェブサイトでは、プロジェクトの詳細や特設ページが公開されています。興味がある方はぜひ訪れて、魅力的な特産品やVTuberのPTを楽しんでみてください。公式LPはこちら。